年末恒例ブログ「男の魂に火をつけろ!」映画ベスト10

年末恒例のスマッシュ企画わっしゅさんの「男の魂に火をつけろ」*1の投票に参加します。 1位 『ナヴァロンの要塞』(1961 監督:J・リー・トンプソン 出演:グレゴリー・ペック、アンソニー・クイン) 2位 『ナバロンの嵐』(1978 監督:ガイ・ハミルトン 出…

珠理奈という人生〜僕とフランキーとときどきアイドル。

「AKB映像センター」や「女子校警察」*1で48グループのコや「Sound Room」でそのほかのアイドルのコたちと接してるリリー・フランキーは世間の人の目にはどう映ってるのだろう…これらの番組が一般にはほとんど知られていないという答えはナシにして。 ひ…

積んどくの底からよみがえる〜 あくまで決心 読の端

(タイトルのメロディはアイアンキング 主題歌) 買ってはみたものの読む順番を他の本に越される本というのがある、と思う。今、僕の横で積ん読の底に置かれしばらく読まれる気配すりゃないのがロックの美術館作者: 楠見清出版社/メーカー: シンコーミュージッ…

高校時代は学研だった。

僕の大学時代にメチャクチャ影響を及ぼした出版社といえば「宝島」「別冊宝島」のJICCと「平凡パンチ」「an an」等のマガジンハウスだったってのは間違いないはずだ。 んで、高校時代といえば「MU」「BOMB!」の学研である。学研には小学校時代の「n年の科学」…

そんなことでフラットしたりしない。

昨日の「明石家さんま×岡村隆史」の番組に登場してお茶の間をビツクリさせた豪ちゃんこと吉田豪。 その豪ちゃんが『AKB推し』の杉作J太郎さんの文章を嘆いた人に対してこんな返しをしている。 杉作さんらしくて、いい原稿でしたけどね。問題があるとしたら…

赤田QJ最終号

近頃再結成したSPEEDがテレビによく出てる。その度に頭の中にこびりついてる、「とある文章」がぬくっと顔を出しちょっとばかし鬱陶しい。 「うーん、お嬢ちゃん、そんな踊りどこで覚えたの?」と羽交い絞めにして詰問したいヒトエのダンス。対照的に淡白…

バラエティ創刊号・・・その2雑誌の顔・頭

SMELL LIKE A SEVENTEEN SPLIT

"It's better to burn out than to fade away. (Kurt Cobainが自らの最期に引用した歌詞の一節) アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫)作者: 深町秋生出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/07/25メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 26回この商…

で、創刊号を手に入れた

ということで、「バラエティ」創刊号('77年10月 角川書店)を入手。 こればっかりは「手に入れたー!バンザイ!!」というわけにもいかんので、来週以降にいくつかエントリあげることにします。

まさに転がる「STONE」な雑誌

この時の一番上の写真にちょっと後悔があって、せっかく大きさを比べるんなら、小泉徹(北山耕一)編集の宝島じゃないといかんのやないか、と。 てこって買ってきた

雑誌のガタイ番外編 秘宝らしくない?

福岡と北九の中間という田舎の書店で、「CUT」あたりの隣に平然とならんでやがった映画秘宝EX ゼロ年代日本映画100 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX)出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2011/04/22メディア: ムック購入: 3人 クリック: 240回この商品を含むブログ (6…

雑誌のガタイその3 クイック・ジャパン

で、QJこと『クイック・ジャパン』である。 *1 *1:写真は編集長の自費出版による創刊準備号とJICCに移った『宝島』

雑誌のガタイその2 ワンダーランド

てこって『雑誌のカタチ』の「『ワンダーランド』新聞+雑誌のハイブリット」について

雑誌のガタイ その1

『FINAL FANTASY X-2』の主人公、ユウナ*1は物語が進行するにつれ“つながってるんだね”とつぶやくようになる。これは『FFX』とつながってるという意味と本作の登場人物もいろいろつながっているという意味があるんだと思う。 つながっているといえば、17…

ルパン三世ブレイク前夜

で、この日記的に松山善三といえば、日本初のシナリオ文庫である なんだけど、『典子は、今』のパンフがあった棚に『人間の証明』のパンフもあった。持ってるかも?と思って1ミリ秒くらい迷ったけど購入。

幕末ダイアラー

ま、ブロガーでもいいんだろうけど。幕末維新の民衆世界 (岩波新書)作者: 佐藤誠朗出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1994/04/20メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る幕末維新期の庶民(公家、武家等を除いた人々)の日記を読み込み、歴史教科書的…

東京民賊学?

80年代の宝島に「なんで福岡はこんな店が次々に現れるんだ」といった感じで雑貨屋が紹介されていたころの福岡特に大名から親不孝にかけてはサブカル王国だった。「日本のリバプール」だの「めんたいビート」だののPOPの元に次々とミュージシャンも輩出してい…

松本零士、矛盾の露呈としての『わが青春のアルカディア』

社長島耕作の原発宣伝考察 – 雨時々止むで弘兼憲史が話題になってるんだですけど、松本零士も九電その他の協力者として大活躍してるマンガ家の一人です(例。「http://www.kyuden.co.jp/gingatetsudou999.htmlコンテンツ」「放射能除去装置を求めてヤマトは飛ん…

いつか誰かが・・・

次郎・典子さんのお嬢さんミステリー三部作の第2弾『いつか誰かが殺される』の脚本を担当された高田純さんがお亡くなりになりました。 webニュースでもそれほど大きく取り上げられてないようです(http://news.google.co.jp/news/more?hl=ja&q=%E9%AB%98%E7%9…

『八つ墓村』で眠る人のミステリー

古本屋で帯が「松竹映画化」の帯が欲しくてっ買った 八つ墓村 (角川文庫)

この宮谷一彦を読め!といわれて

この前引っ張り出した『フリンジ・カルチャー―周辺的オタク文化の誕生と展開』のフリンジコミックのパート内の「肉弾マンガ、これを読め!」の「宮谷一彦『プロレス地獄変』を読め!』には、こんな文がある。 宮谷の作品の中で現在も刊行されているものである『右…

典子さん角川初主演映画の併映は・・・

「秋深き」池田敏春監督、入水自殺 : 映画ニュース - 映画.com 渡辺典子の初主演はTBSドラマ『探偵物語』で、初主演映画は『積木くずし』。そして、ハルキ映画初主演が『晴れ、ときどき殺人』で、その併映が『湯殿山麓呪い村』。 『角川映画大全集』の監…

石上三登志強化月刊

というつもりはないんだけど、なぜだか石上関連の本がぽつぽつ目の前に現れるのである。この前の『SFファンタジア マンガ編』もそうなんだけど、同じ日に手塚治虫の時代作者: 石上三登志出版社/メーカー: 大陸書房発売日: 1989/07メディア: 単行本この商品…

エビスでむすぶ「悪趣味/バッドテイスト

『村崎本』での宇川直宏のインタビュー、ここで引用したところは、次のように続く。 ―でも、村崎さんはすごくインテリな方ですよね。だけど、村崎さんの悪趣味と宇川さんが言うバッドテイストというのは大きく異なるもんだと思いますが。 宇川 それは「GON…

ガロの男根〜じゅん&敬、ちょっとだけナナナン

※タイトルはこちらのパクリです。 てこってしつこく『人生解毒波止場』の解説について。 84年に月刊宝島の編集部に入った私が最初に担当についた書き手がみうらじゅんさんと根本敬さんだった。二人の間で本当にいろいろ学んだ。その経験は物書きになった今も…

欽ちゃんと猪木と「ガールハント」

『がんばれ!ベアーズ 大旋風』のパンフを買い。 僕の記憶のなかでは、タイトルは初め『日本遠征』だったのが『大旋風』と変更となったような気がする。ビデオ発売以降はあわせ技となってるようだ。がんばれ!ベアーズ大旋風-日本遠征- [DVD]出版社/メーカー:…

『人生解毒波止場』の『村崎百郎の本』補完計画

村崎百郎の本作者: アスペクト出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2010/11/25メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 241回この商品を含むブログ (32件) を見るはホント残念な本だ!ってアマゾンのレビューに書いた。 マジでそう思ってる。だってである。 『…

「松本しのぶ」

先日ぼーっとTVの福岡版ニュースを見てると、と何かのイベントのリポートだか、もしくは事件だか、事故だか(記憶がマジでおぼろげ過ぎ!)で、字幕に「松本しのぶ」という文字を見かけた。 まあ、何ということもなく、その時は別段気にはならなかったのに、先…

マジでやばくてエロい鴨川つばめ

約1年前の約30年前の「まんがマニア」によるベスト漫画家、ベスト・ワースト作品投票結果(だっくす 1978年12月号より) - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明の記事を読んで、おぼろげに思ってたことがちょっとだけカタチづいてきた…

「一」と「百」の間

例えば「セイショーネンの成人映画遍歴」*1の と 、それから「俺の体は誰のもの」*2の と 、あと『電波系』*3のあとがきの とく と などには「横国出のインテリ編集者」と「中卒の鬼畜工員」の狭間で揺れ動く一人の人間の が垣間見える。特に「セイショーネン〜」はま…