因果鉄道

思い出したように村崎百郎本

村崎百郎の本作者: アスペクト出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2010/11/25メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 241回この商品を含むブログ (32件) を見るが出版された時、アマゾンのレビューで☆☆☆をつけた。不満があったからしようがない。

彼のはどこに行ったのだろうか

『村崎百郎の本』の村崎執筆リストの中で何となく読みたいなぁと思ってたんだけど、そこまでガッツを持って探してなかった『imago』'96年12月号「特集:はどこに行くのか」を入手。 頭の中で考える妄想ぐらいは好きなときに好きなだけ持っていたいと思う…

で、なんで今度は「号数」だけなん?

椹木野衣の著書にヘルタースケルター―ヘヴィ・メタルと世紀末のアメリカ作者: 椹木野衣出版社/メーカー: トレヴィル発売日: 1992/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るというのがあって、その第3章の2には「ティアマート―皮膚の下の大蛇」と…

東京民賊学?

80年代の宝島に「なんで福岡はこんな店が次々に現れるんだ」といった感じで雑貨屋が紹介されていたころの福岡特に大名から親不孝にかけてはサブカル王国だった。「日本のリバプール」だの「めんたいビート」だののPOPの元に次々とミュージシャンも輩出してい…

帯付・アンチョコ付

古本市とまんだらけで手に入れた映画ジャケ文庫をいくつか。

サヨク、ヒッピー・・・もしかしてバッドテイスト

パンを買うついでに寄ったブックオフで雑誌半額セールをやってた。で、本来雑誌じゃないはずなのに「フォー・ビギナーズ」シリーズもいっしょくたに半額だったんでドラッグ (FOR BEGINNERSシリーズ)作者: 松本広樹,田島董美出版社/メーカー: 現代書館発売日: 1…

そういえばスカム

てこって、そういえば 宇川 (略)「GON!」は表層的な悪趣味にばかり向かってるようにしか見えなかった。悪趣味ってそういう認識じゃなくて、むしろ究極のインテリジェンスから生まれるものだと僕は思うんです。 ―でも、村崎さんはすごくインテリな方ですよ…

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で、昨日の出た青山正明といえば、ホントは去年村崎百郎の本作者: アスペクト出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2010/11/25メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 241回この商品を含むブログ (32件) を見るが出た時にエントリあげなくちゃいけなかったんだ…

殺人の次告〜実録MWの巻末広告

※タイトルは「さつじんのつぎこく」と読む、「次告」とは「次号予告」のことである。別冊映画秘宝の人気シリーズ「マーダー・ウォッチャー」の巻末広告 『vol.2 実録!』『vol.3 わかる本』 『vol.4 すごい』『vol.5 大パニック』

さりげにすごい日の記録

エロ街道五十三次作者: 松沢呉一出版社/メーカー: 青弓社発売日: 1998/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るを買った。 この本を出版した青弓社は巻末の広告 を見る限りは、秋田昌美・下川耿史といったインテリジェンス溢れる書き手による「…

本の水先案内人としての村崎百郎

危ない1号 (第2巻) での「想像力と妄想力を鍛える鬼畜的読書のススメ」では、その煽動的なタイトルや文に反して、積極的にペヨトル工房の本を奨めるなんていう人のイイところを見せた黒田一郎であるが、この2,3年後の前世紀末ニッポンにおいてこの人(=村崎…

悪趣味な死体/じゃない屍体

「悪趣味」はやはりブームだったのだろう、『死体の本―善悪の彼岸を超える世紀末死人学! (別冊宝島 (228))』は版を重ね、僕の手元にあるのは95年8月の初版発行から1年と4ヶ月後の96年12月の12刷である。んで、その「巻末広告」が である。「好奇心にジャンルはな…

完全に忘れていた、栄えある「第1回」

忘れていたといえば『危ない1号』に触れるのも忘れていたようだ。例えば 危ない1号 (第2巻)作者: 東京公司出版社/メーカー: データハウス発売日: 1996/04/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る 『危ない1号第2巻 特…

『バッドテイストムービー劇場』とか『イイ趣味映画劇場』

そういえば悪趣味洋画劇場 (キーワード事典)作者: キーワード事典編集部出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 1994/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見るを忘れていた。 この本は『サブカルチャー世界遺産』の町山智浩イ…

「ジョカへ」から始まるイイ話

SF(Sex Fantasy)としての「ジョカへ」 ※ここでいうsexとは「性別」って意味、たぶん。 今日、先日古本屋で拾った―ひょこっと意外な安値で買えた『SFファンタジア 漫画編』をぺらぺらとめくっていた。高校生の時に買って、どっかに行ってしまって(たぶん大学…

エビスでむすぶ「悪趣味/バッドテイスト

『村崎本』での宇川直宏のインタビュー、ここで引用したところは、次のように続く。 ―でも、村崎さんはすごくインテリな方ですよね。だけど、村崎さんの悪趣味と宇川さんが言うバッドテイストというのは大きく異なるもんだと思いますが。 宇川 それは「GON…

ガロの男根〜じゅん&敬、ちょっとだけナナナン

※タイトルはこちらのパクリです。 てこってしつこく『人生解毒波止場』の解説について。 84年に月刊宝島の編集部に入った私が最初に担当についた書き手がみうらじゅんさんと根本敬さんだった。二人の間で本当にいろいろ学んだ。その経験は物書きになった今も…

こんなに違う『人生解毒波止場』の巻末広告

幻冬舎文庫『人生解毒波止場』(10年初版)の巻末広告 ちなみに洋泉社版(95年初版)は「根本敬の現在入手可能作品集」 『生きる』『生きる2』『豚小屋発犬小屋行き』 『怪人無礼講ララバイ』『定本ディープ・コリア』 『お岩』『未来精子ブラジル』 『ディープ歌…

『人生解毒波止場』の『村崎百郎の本』補完計画

村崎百郎の本作者: アスペクト出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2010/11/25メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 241回この商品を含むブログ (32件) を見るはホント残念な本だ!ってアマゾンのレビューに書いた。 マジでそう思ってる。だってである。 『…