積んどくの底からよみがえる〜 あくまで決心 読の端

(タイトルのメロディはアイアンキング 主題歌)


買ってはみたものの読む順番を他の本に越される本というのがある、と思う。今、僕の横で積ん読の底に置かれしばらく読まれる気配すりゃないのが

ロックの美術館

ロックの美術館

だ。
まあ書店で江口寿史のイラストカバーを見かけての、いわゆる「ジャケ買い」なわけだから、買った時に目的のほとんどが達成されてるっちゃされてるんで…だったらそのまま本棚に直行*1すればいいものの、ふとビフォー秘宝(町山)な洋泉社のフンイキ*2を久しぶりに味合うのもいいかもなんて思ったりしたもんだから…

あのころはロックが今より身近だった時代…じゃないかな?

なんてことで、その本は積んどくの底に置きっぱなしにしておいたら、久しぶりに寄ったほんだらけ*3

ぱふ 83年7月号 特集 江口寿史

なんてもんを買ってしまった。
パラパラとめくっただけで一風堂*4の「ブラウン管の告白」を歌うひばりくんやニナ・ハーゲンの扉絵なんてのが目に入ってくるわけで、今どきの小中高生よりそのころの「ヤング」の方がずっとロック(特に洋楽)なんてもんを身近に感じれてたんだろうなぁとか、柄にもなく感じ入ってしまったりして。
ひとまず

Go ahead!! (ジャンプスーパーコミックス)

Go ahead!! (ジャンプスーパーコミックス)

の「きゃー マイ・シャローナね いかしてるわね 松本くん」なんてセリフが週刊少年ジャンプに載っておったというのが、もう、ねえ、である。


んで、そうしたら少年マンガへ強力にロックをねじこんだ、もう一人の天才鴨川つばめのことを考えてしまって、『マカロニ』しようか『ドラネコ』にしようかとマンガ棚をあさくってたりすると、『ロックの美術館』のことはまたまた後回しになってしまうのである。

*1:映画ジャケ文庫なんか当然段ボール箱に直行だったりする

*2:例えば『ロックの冒険』や『ポップの現在形 (キーワード事典)

*3:いつのまにやら空港店が消えていた

*4:ラーメン屋じゃないよ。念のため