ルパン三世ブレイク前夜

で、この日記的に松山善三といえば、日本初のシナリオ文庫である

なんだけど、『典子は、今』のパンフがあった棚に『人間の証明』のパンフもあった。持ってるかも?と思って1ミリ秒くらい迷ったけど購入。


表紙はシナリオ文庫や当時のサントラと同じデザインの

現在のサントラやDVDは違うデザインなのだが

人間の証明 オリジナル・サウンドトラック

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人間の証明 デジタル・リマスター版 [DVD]

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僕は古い方のKIDと麦藁帽の方が好きだ。





んで、今回パンフで再確認したのが、音楽担当の大野雄二の項に

LUPIN The Best

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オフィシャルサイト*1を開くと真っ先に目にする、大野雄二の代名詞とも言うべき「ルパン三世」の「ル」の字もないこと。たしかに「プレミア日本版」の犬神家インタビューでも"ルパン三世は次の年ですから"という発言があったように、このハルキ映画第2弾『人間の証明』の公開は1977年10月8日で、TV第2シリーズは放映され始めたばかりで、劇場版映画
ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]

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の公開は翌年暮れなのである。つまりは、やっぱり「旧シリーズ」の知名度なんてそんなもんだったのねということなのである。


そういえば、上掲のインタビューで

でも、角川映画はあと2作やったね。角川さんが気に入ってくれたから『人間の証明』と『野生の証明』もまたお願いしますっていうかたちで

と語っているように、大野雄二は『野性の証明』を担当した後にハルキ映画の音楽を担当してないはずなんだけど、Wikipediaではなぜだか『結婚案内ミステリー』も記載されている。この映画の音楽担当は甲斐正人だし、主題歌「野ばらのレクイエム」



の作曲は財津和夫なんでちょっと謎なのである。