2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

80'S東京示キュン化石、な本

私、きっとハウスマヌカンになります。ゼッタイ。 甲田さん、あなたは私の"東京"です。 それでは、元気で、ごきげんよう。P.S. ♡♡♡♡……∞ 「甲田益也子さんへの手紙」 『東京トンガリキッズ (角川文庫)』46頁 「お姫様、迎えにあがりました、さぁ、一番いい洋服を…

THE BEAST MUST DIE

さて、『野獣死すべし』である。習字の時間に「なんどめだ やじゅうしすべし」と書かれそうなほど何度も角川文庫『野獣死すべし』のことは書いてきて、かれこれ4つの文庫カバーを紹介してきた。 しかしながら、先ほどから読み始めたのは大薮春彦ではなく 野獣…

日大か東大か・・・は、さておきハルキ映画の見込み違い

昨日「りえかわいいよりえ(浜崎あゆみ「SEVEN DAYS WAR」): kenzee観光第二レジャービル」てのを読んで を読み返す。 まあひとまず、ここでの「日大か東大か」ってのはさほど意味はないと思ってる。そりゃ、たしかにこの小説での「思想」にも「理由」にもとらわれ…

Kは虚飾のK?

G-Schmitt『Struggle To Survive』の一曲め「Kの葬列」と同名のコミックスがあると知って買ってきた。 楠本まき『Kの葬列』である。オリコーサンなアンポンタンが阿部嘉昭ファンサイト: 『Kの葬列』の構造(高野 倫亮)で「高偏差値」なんてマヌケなことを言っ…

あまりに過剰な「私」語り

「とっかえのきかない」人やモノってのがある。その時代のその人にしかなしえないものがある。久々にそんなことをしみじみと思ったのは数年前引越しのどさくさで失くしてしまっていた、G-Schmittのコンピレーション Struggle To Survive を手に入れ、半ば感傷…

『ミスとも』だってさ

『別冊宝島64 ミステリーの友』、副題は「ミステリー・グルメになるためのメニュー 105」。

てこって「尼判官魔境裁き」がすごい!!!

てこって陣出達朗「尼判官魔境裁き」である。 舞台は「縁切寺」として名高い鎌倉東慶寺。場所を分りやすくいうと『ラヴァーズ・キス』『海街diary』の朋章が通う高校の近くで、『すずちゃんの鎌倉さんぽ』でいったら100頁だ。 主人公は、将軍家斉の娘でワケあっ…

このミステリー雑誌がすごい!

といってもほかのミステリー雑誌をよく知らんのだけど。それでも、昨日買った 『探偵クラブ』創刊号(コバルト社)は何かとすごい雑誌だった。

「松本しのぶ」

先日ぼーっとTVの福岡版ニュースを見てると、と何かのイベントのリポートだか、もしくは事件だか、事故だか(記憶がマジでおぼろげ過ぎ!)で、字幕に「松本しのぶ」という文字を見かけた。 まあ、何ということもなく、その時は別段気にはならなかったのに、先…

目標は藤谷美和子

あいかわらず、ぼちぼち映画パンフは買っていて、今日は野村芳太郎『八つ墓村』『あゝ野麦峠 新緑篇』などなど。 映画ジャケとパンフを揃えるという点においては『野麦峠』がうれしかったのであるが、それ以上の収穫は『アイコ十六歳』のキャストコーナーの …

彼女が「健康的」だったころ

「バラエティ」82年9月号には「謎の美少女」の豆乳のほかに、もいっこ飲料の広告が載っていて、「グレープつぶ入り」というヤマザキが販売していたいわゆる"なつュー"なんであるなつジュー。20世紀飲料博覧會 (ナックルズBOOKS)作者: 清水りょうこ出版社/メーカー:…

雑誌一の美少女ーこの娘だーれ?

念願の(とか言いつつ、本気で探してなかったような気がする)「バラエティ」82年7月号をやっとこさ入手した・・・ことはしたんだけど、お目当ての「角川映画大型新人女優」のグランプリ決定の記事がことのほかあっさりで拍子抜け。 上↑の1頁に、見開きでグランプリ…

もっと知りたい・・・人ってどんだけいたんだ?

てこってひさしぶりの二桁別冊宝島天皇制入門 (別冊宝島 94)作者: 赤坂憲雄出版社/メーカー: 宝島社発売日: 1989/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るを手に入れる。 これが出版されたのが1989年というなんというなんとも象徴的な年(だから…

おらといしょにあまぞんさでていくだ!

この前某古書店の人とも話したんだけど、なぜだか諸星大二郎『妖怪ハンター』のJSC版がamazonにない。 amazon:妖怪ハンター 諸星大二郎 『暗黒神話』や『孔子暗黒伝』のJSC版もないっちゃないんだけど、文庫版のマーケットプレイスでこそっと売ってるんでち…

マジでやばくてエロい鴨川つばめ

約1年前の約30年前の「まんがマニア」によるベスト漫画家、ベスト・ワースト作品投票結果(だっくす 1978年12月号より) - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明の記事を読んで、おぼろげに思ってたことがちょっとだけカタチづいてきた…

冤罪映画ジャケの編集者

『死刑台のメロディ サッコとヴァンゼッティの受難』 ハワード・ファスト 藤川健夫訳 角川文庫 1972年4月 この文庫本は、人種差別と思想弾圧の元の不当なでっち上げによって二人の人間が死刑台に立つという、アメリカ司法史上の汚点とも言われている「サッコ…

このビデオは凄い!!

というは『このビデオを見ろ 第3集青春映画篇』の表2の(株)アスミックの広告のコピーである。後の「××がすごい」との違いは格助詞が「は」なのと、「凄い」というという漢字表記である。 てこって『第3集青春映画編』と『第4集ファンタジー・SF・ホラー篇』…