マンガ

漫画実写化邦画ベスト10

washburn1975.hatenablog.com に参加します。1位『櫻の園』 (1990 原作:吉田秋生『櫻の園』監督:中原俊 出演:中島ひろ子、白島靖代、つみきみほ) 1位『1999年の夏休み』 (1988 原案:萩尾望都『トーマの心臓』監督:金子修介 出演:水原理絵、宮島依里、…

読んでから読むか、読んでから読むか

父親が興味を示したんで買ったばかりの阿・吽 1 (1) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)作者: おかざき真里,阿吽社出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/10/10メディア: コミックこの商品を含むブログ (14件) を見るをあげた。また買えばいいし、そもそも読む前に…

積んどくの底からよみがえる〜 あくまで決心 読の端

(タイトルのメロディはアイアンキング 主題歌) 買ってはみたものの読む順番を他の本に越される本というのがある、と思う。今、僕の横で積ん読の底に置かれしばらく読まれる気配すりゃないのがロックの美術館作者: 楠見清出版社/メーカー: シンコーミュージッ…

コミック躁選挙2012速報版

「2012-10-05 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ」を読んで、僕もやってみよう、と。ただ、例の45RPMの45ではなくて、今年の48Gの総選挙にならって64選ぶことにする。んで、単に64作選ぶんではなくて、4つのセクションに分けて各16選んでみた。 一見オールタ…

シ・ヨ・コ・レ・イ・ト

んで、この日のうちのOさんの方のマンガで買いそびれていたショコラ・エブリデイ作者: 岡崎京子出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 1992/08メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見るを買う。

左遷の理由・・・というか結果的に左遷になってないのかも

んで、そのお二方の似顔絵はあと二回登場する。 一度目は同じものが「ゴメンよ〜〜〜 悪気はなかったんだよ〜〜〜」というプチ謝罪とともに「自主規制」で顔を塗りつぶしたもので、もう一回はフロムK 2 (アクションコミックス)作者: いしかわじゅん出版社/メーカ…

悪意は無いという街吉祥寺

ザ・ジャムのヒット曲「悪意という名の街」 の歌い出しは“静かな生活を夢見るのは止めたほうがいい”である。 いや、フロムK 1 (アクションコミックス)作者: いしかわじゅん出版社/メーカー: 双葉社発売日: 1989/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 5回この商…

面白そうだと読まない主義

『otome continue vol.6』の"世紀の対談”の続き。

大島優子はチビ猫を演じきれるか?

Web連載空間「ぽこぽこ」ページ移行のご案内てな記事を目にして興奮してしまったも多いと思う。 『サブカルチャー神話解体』の分類において「高踏派」とされる少女マンガ群の、その2トップである萩尾望都・山岸凉子の両先生がアラベスク 完全版 第1部1 (MFコ…

繰り返す(ノン)ポリティカル

あの紹介はまるで故意だね。 先月の末ごろ これをチェルノブイリ事故以前の82年に掲載してた『ララ』(白泉社)ってすごい。少女マンガ誌恐るべし。三原順「Dei Energie 5.2☆11.8」(花とゆめCOMICS『夕暮れの旅』所収) これをチェルノブイリ事故以前の82年…

そこに手塚はいるか

ヤフオクに「オススメ」にWBC日本代表「侍JAPAN」のレプリカユニが表示されていた。ヤフオクのオススメの基準はamazonよりさらに意味不明なのだが、この「侍JAPAN」ってことば(というか概念?)自体もけっこう妙である。である。ここでいう「侍」ってイ…

松本零士、矛盾の露呈としての『わが青春のアルカディア』

社長島耕作の原発宣伝考察 – 雨時々止むで弘兼憲史が話題になってるんだですけど、松本零士も九電その他の協力者として大活躍してるマンガ家の一人です(例。「http://www.kyuden.co.jp/gingatetsudou999.htmlコンテンツ」「放射能除去装置を求めてヤマトは飛ん…

松本零士先生はたぶんKARAではハラ推し!に違いない

で、昨日の続き。 ひとまず「『わが青春のマリアンヌ』メーテルは森と湖のまぼろしの美女」の 松本零士独特の憂いを帯びた美女の原型もマリアンヌだそうだ と メーテルMetelは『青い鳥』のメーテルリンクと、ラテン語のMeterから名づけたと云ってる はけっこう…

マンガ・・・(2)近藤、町山そして赤田

昨日の『宝島EX マンガの読み方』の巻末広告の右の頁には 『宝島30』の、そしてそのちょっと前に出た『宝島EX タイ読本』*1の巻末広告の『絵画の読み方』『写真の新しい読み方』の下には *1:企画・取材・編集・執筆東京公司(青山正明)!

マンガの読・みかたが・・・わかる/変わる本(1)

以前「別冊宝島」のマンガ関係は『13 マンガ論争』(79.5)から『257 このマンガがすごい』(96.5.)までないなんて書いてしまっていたんだけど、だいじなもんを抜かしていた。それがいきなり最終回―あの傑作が終わる…、それは大きな事件だった! (別冊宝島 235)出…

負けるがカツ

食の軍師 (ニチブンコミックス)作者: 泉昌之出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2011/01/08メディア: コミック購入: 8人 クリック: 93回この商品を含むブログ (43件) を見るどーも『包丁人味平』のムカシからこの国の食い物マンガに「勝負」はつきものだった…

やっぱりこのサイズはいいもんです

顔の腫れがだいぶひいたなぁと鏡をみてたら、荷物が届いた。 『誕生 (サンコミックス)』 『ポーラの涙ペールの涙 (サンコミックス)』 『野イバラ荘園 (サンコミックス)』 『リベルテ144時間 (サンコミックス)』 『草冠の姫 (サンコミックス・ストロベリー)』…

少年向けスーパーヒロインの不在?

石ノ森ヒロインレクシコン1966‐2006―石ノ森ヒロイン四十年の歩み作者: ブレインナビ出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2006/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 『石ノ森ヒロインレクシコン1966‐2006―石ノ森ヒロイン…

おらといしょにあまぞんさでていくだ!

この前某古書店の人とも話したんだけど、なぜだか諸星大二郎『妖怪ハンター』のJSC版がamazonにない。 amazon:妖怪ハンター 諸星大二郎 『暗黒神話』や『孔子暗黒伝』のJSC版もないっちゃないんだけど、文庫版のマーケットプレイスでこそっと売ってるんでち…

マジでやばくてエロい鴨川つばめ

約1年前の約30年前の「まんがマニア」によるベスト漫画家、ベスト・ワースト作品投票結果(だっくす 1978年12月号より) - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明の記事を読んで、おぼろげに思ってたことがちょっとだけカタチづいてきた…

『グーグー』ショックから2年もたっておるではないか。

2年前に吉田アミさんに導かれるように、大島弓子を読みはじめた。 そん時は簡単に手に入るだろうと思っておった花咲く乙女たちのキンピラゴボウ〈前編〉作者: 橋本治出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1995/06/25メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12…

Chocolate disco・very〜スルーしてたマンガ

ガロ「特集 三流えろ劇画雑誌の黄金時代」に載ってた魚喃キリコのデビュー作(?)を読んだ後、ナナナンの未収録作品を一覧をみてたら、「QJ」vol.16のサニーデイ・サービス特集に「夕暮れ」ってな作品が収録されているのを知って、当該号を引っ張り出してくる。 …

青林堂でとちゅう下車

「追悼村井修平!」から始まったこのシリーズ(だったのだ)。 『ゲゲゲの女房』の『ゼタ』(ロゴの上半分が!)で、「ペヨトル経由」ってことで、当時ペヨトルの社員だった黒田一郎の「村崎百郎」デビューといわれている『ガロ』1993年10月号「特集根本敬や幻の名盤解放…

「少年」「天使」「少女」角川発ペヨトル経由

行き先はよう知らん・・・ビブロスとか新書館とか芳文社とか・・・。そう、昨日紹介した1999年の夏休み (角川ルビー文庫)作者: 岸田理生出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1992/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見るを読んで…

タケル・ザ・バーバリアン

ヤマトタケルの話って、おそらく中学か高校に豊田有恒の「ヤマトタケル」シリーズを読んで以来のことなんで、僕の中に特別な「ヤマトタケル像」というもんなんか無かったのだけど、さっき読んだヤマトタケル作者: 山岸凉子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1987…

TKFG!私はアイドル

やっと誰はばかることなく言える。 鴨川つばめの「激殺!福岡拳」「呪われた夜」最高!!! そう、「呪われた夜」が掲載された『少年チャンピオン '77年4月15日増刊』 と「激殺!福岡拳」が載った「少年チャンピオン '77・16号』 が揃ったんである。 それにしても、今回…

エスパイ…Sパイ・・・Sπ

「エスパイ」と書くと、小松左京のSF小説、もしくはそれをベースにした映画のこと エスパイ (ハヤカワ文庫SF) を思いうかべる人が多いはずである。 そんでもって、「Sパイ」と綴ると、「S級おっぱい」もしくは「Sサイズのおっぱい」、はたまた映画『エスパイ』…

四方田が棄てたズベ公アンドロイド

四方田犬彦「志穂美悦子 必殺・追跡・13階段」(『戦う女たち――日本映画の女性アクション』作品社)には一見不可解としか言いようのない箇所がある。それは彼女の来歴においてアレがなかったことにされてることだ。そして、それは四方田の苦渋の選択だったのではな…

TKとルパンⅢ・・・そしてドラゴン

さて、 それと並行して、双葉社の100てんランドアニメコレクション「ルパン三世」上下巻の編集と執筆を一人でほとんどやって、 http://www.cnet-ga.ne.jp/oumi-ya/Lupin/Book/67633-33.html 1980年、最初の仕事 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記 の、『10…

ちかごろの春菊は苦くない

この前鍋をしているときの海苔ちゃんはそういった。 あの苦さが大の苦手の僕としては大助かりなのだが、海苔ちゃんはとっても不満そうだった。 小さいころ済んでた町にはなぜだか「泉岳寺」があって、そこで毎年そばを配るってな行事があった。そのそばに入っ…