珠理奈という人生〜僕とフランキーとときどきアイドル。



AKB映像センター」や「女子校警察」*1で48グループのコや「Sound Room」でそのほかのアイドルのコたちと接してるリリー・フランキーは世間の人の目にはどう映ってるのだろう…これらの番組が一般にはほとんど知られていないという答えはナシにして。


ひとまず「おでんくん」だとか「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」で彼を知ったというような人には、彼が

危ない1号 (Vol.1)

危ない1号 (Vol.1)

なんというマニアックでゲスい雑誌で「僕が非差別音楽にハマっていた日々」なんてタイトルでアイドル・ミュージックに傾倒していたころを語っていたなんて想像もつかないに違いない…したいとも思わないだろうけど。そんでもって彼はそこで彼とその同志たちが主催していた「IBM(アイドル・ビーツ・マッシブ)」にゲストで来たアイドルミュージックにリスペクトのないアイドル、オタクという自覚がなくオタクを見下す人間に嫌悪感を示している。このことは「AKB映像センター」で共演した指原莉乃を先生と呼び、なんとなくではあるがほんとに敬意を示しているのはそういうわけなのである。



そんなこんなが頭に浮かんだもんだから[リリー・フランキー アイドル]で検索して

アイドルという人生 (オルタブックス 4)

アイドルという人生 (オルタブックス 4)

なんてムックをネットで買ってしまった。出た当時に手にとっていたと思っていたんだけど全く記憶になかったんで、おそらく初めて見る表紙を眺めて
「これって松井珠理奈やん!」
なんて口に出してしまった。そして、このムックの発行が97年3月より前だったら徳川家光ばりのナチュラル・ボーン・アイドルやん!とか思いつつ、奥付をみたら98年1月だったんで、まあそこまでは、となんとなく納得したりして。
それはそうと「【松井珠理奈】「真希波マリ風の紅白じゅりなさん」イラスト/sonic [pixiv]」で

紅白の日も目の症状が全快には至らなかったので赤眼鏡でご参加されまして
その風貌がエヴァの真希波マリっぽいとちょっとした話題になってたので
どうしても描いてみたくて描いてしまいました

なんていうどこかフィクショナルな存在の珠理奈さん〜こう呼ぶと『仮面ノリダー』時の満里奈さんみたい*2〜なんだから、あの程度で「殻を破った」とか言ってほしくないもんである。

*1:両方とも公式サイトも作ってなかったのね

*2:おそらくリリー氏が一番嫌いなアイドルかも!?