ビル・マーレイが探したのはリストのWか?それともPか?

松嶋×町山 未公開映画を観る本』の『ビン・ランディンを探せ!〜スパーロックがテロ最前線に突撃!』の対談後の捕逸部分の

モーガンはこの映画のクレジットで、彼が旅の途中であった中東やアジアの人々のあったかい笑顔を次々に映し出す。みんな僕らと同じ人間だ。それを世界中の人がいつも思い出せば、テロも差別も戦争もなくなるはずだ。そしてエルビス・コステロの歌声が聞こえる「愛と理解の何がおかしいのさ」

の「コステロの歌」というは「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding」ことだ("平和"が抜けている)。
そんでもって、そのバージョンはおそらく

Armed Forces (Dig) (Spkg)

Armed Forces (Dig) (Spkg)

(US盤)に収録

ものなんではないかと思う。「en.wikipedia」のこの曲の項でもいっちゃん有名と書いてあるから間違いないZ*1。この曲はもともとニック・ロウのブリンズリー・シュウォーツ(シュワルツ)時代の楽曲で
New Favourites of

New Favourites of

(プロデュースは後のニック・ロウの相方→犬猿の仲→仲直りの相手デイヴ・エドモンズ)に収録されたものを、ニック・ロウ(以下ちょっと略・・・英語wikipe参照して下さい)後に、上記コステロのアルバム(US盤)にってなシロモノである。


ニック・ロウエルビス・コステロがタッグを組んだ超名演には、シュレルズの(というよりビートルズのカバーのそのまた)カバー

というのもあるんだけど、これがまた最初ニック・ロウの12インチに入ってた曲なんだけど、CDとして発売されたのは

Out of Our Idiot

Out of Our Idiot

といういささかややこしいことになっておった。

さて、話を「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding」に戻すと、この曲( )の部分を略されることも多いので、

ロスト・イン・トランスレーション [DVD]

ロスト・イン・トランスレーション [DVD]

ひとまずカラオケ屋の歌本には、アーティスト名は「Elvis Costello」一本だけで、「Nick Lowe」や「Brinsley Schwarz」は記載されてないだろうけど、曲名はどっちだったんだろうか、というのが今日のタイトルの意味。