「ＷＭはカッチカチやぞ！｣ｂｙ早稲田大学漫画研究部！

初期クリエーションの代表的バンドハウス・オブ・ラブの曲に｢インディポップ黄金期を飾るシングル10選｣にも選ばれた「クリスティーヌ」というのがある。

House of Love

哀愁を帯びたメロディはとてもあまりに繊細で美しく儚い。よって、勝手に美少女クリスティーヌの悲しく短い一生を想像してしまう。おそらくその命は指原莉乃のアイドル生命より脆く、決して河西智美のように嘘発見器の専門家を篭絡したりはしないし、ましてや、ドイツ語で｢カッチカチやぞ｣なんてやらない。

というこって、町山智浩ビフォー宝島ワークスの一つ

ザブングルダグラムメカ大百科

を入手。
この本では『双葉社ＭＯＯＫアニメコレクション　ルパン三世』でも披露した徹底的なディテールのこだわりともに、『怪獣もの知り大百科』で暴発した、アーリー秘宝的悪ふざけも味わえる。例えば｢笑撃のバトルロイヤル　ザブングル対ダグラム｣第５ラウンド｢黒幕同士の激突　ドナン・カシム対カシム・キング｣のどう見てもテリー･ファンクvsアブドーラ・ザ・ブッチャーなイラスト

や、、｢メカ･英単語帳｣の

Ｘabunngle　→The Bungle
ザブングル〔へま、失敗〕最高傑作の名前が失敗だなんて、イノセントのギャグとしか思えない。

は後者の代表例だ、と思う。

ちなみに｢マニック・マンデー｣や「胸いっぱいの愛を｣のヒット曲で知られるバングルズの綴りは｢(The) Bangles｣ なので注意が必要である。