で、なんで今度は「号数」だけなん?
椹木野衣の著書に
- 作者: 椹木野衣
- 出版社/メーカー: トレヴィル
- 発売日: 1992/09
- メディア: 単行本
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ん、でも、この文章の初出を辿るとちょっとばかし印象は変わってくる。巻末の初出一覧にはなぜだか
「別冊宝島146号」と号数だけがてあって、そのタイトルがない。
変態さんがいく―これを読めば、私もヘンタイになりたい! (別冊宝島 (146))
- 出版社/メーカー: JICC出版局
- 発売日: 1991/12
- メディア: 単行本
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『124 セックスというお仕事』『174 ワイセツ大行進』『155 みんなの不倫』等の「性」を扱ったシリーズの一冊で、この版型のころには珍しく「〜〜2」なんていう続編
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 1997/07
- メディア: ムック
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入れ墨やピアッシングが流行っている。
もともとそういうのは嫌いではないので、そんな女の子を見るのは好きだし、カジュアル・ファッションは嫌いなので、歓迎している
で始まる前ふりと
それくらいのことは日本人もできるようになってほしい。ファッションにしか生きられないのであれば
で終わる〆が削られていて宝島臭をデオドラントしてあり、文末に
★なお、三次元座標系と四次元座標系とのあいだの認識論的変換に関しては、他界した松田義朗の『位相構造論』を参考にした。この驚異的な書物については、いずれあらためて紹介する機会があるだろう
を加えることによってより高尚風味が加わっていることから、編集側の思惑だけでなく、やっぱり著者にもどっか「変態さんがいく」てなタイトルを避けたい意図があったのかもしれない。
その辺もジューブンと因果な仕業だなぁと思う。