町山智浩@別冊宝島のまとめのようなもの

例えばご本人の編集した別冊宝島に関するツイート*1でも単純に『120 プロレスに捧げるバラード』が抜け落ちたりする。ならば、と、町山さんが編集した「別冊宝島」のまとめみたいなもんを。
まずは「別冊宝島」シリーズを順番に


『100 映画の見方が変わる本』 1989年9月


『104 おたくの本』 1989年12月


『114 いまどきの神サマ』 1990年7月


『120 プロレスに捧げるバラード』 1990年10月


『133 裸の自衛隊』 1991年5月

んで、「映画宝島」シリーズとその関連がちょっとややこしい。単純に上掲ツイートの「映画宝島」そのものだけなら


『異人たちのハリウッド』 1991年12月


『怪獣学・入門!』 1992年7月


『地獄のハリウッド』 1993年2月

ということですむんだけど、創刊準備号が「CUTIE」の増刊というカタチで出てて、


「月刊CUTIE増刊 映画宝島発進準備イチかバチか!号」 1990年5月

※発行順をまとめると、「おたくの本」と「いまどきの神サマ」の間に「発進準備号」が出て、その後「裸の自衛隊」の後に「映画宝島」三冊となる。そんで93年6月に雑誌「宝島30」が創刊。


さらに、いちおう別冊宝島『このビデオを見ろ!』『同 アクション編』が出てたりする*2んだけど、


『このビデオを見ろ!』1988年9月
『このビデオを見ろ! 第2集アクション編』 1989年1月

この時はまだ所属が本誌「月刊宝島」なのと、編集長が別冊の石井慎二さんではなく関川誠さんということもあって、「別冊宝島」扱いしてないのだろうと思われる。


それから、これまた、いわゆる「別冊宝島」シリーズの一冊ではない故に、上掲ツイートのリストから漏れてたと推測されるものがあって、このブックレットがなければベストセラー「おたくの本」は生まれなかった*3


『平成元年の右翼』 1989年1月

がそうである。



※宝島以前や、その他単行本に関してのあれこれはタグの「マチヤマニヤ」をば。

*1:https://twitter.com/#!/TomoMachi/status/79949074555604992

*2:第3集・第4集は執筆のみ

*3:参照『サブカルチャー世界遺産』のインタビュー