「映画秘宝」からちょっと遠く離れて

映画秘宝」の直接のルーツは『別冊宝島100号映画の見方が変わる本』経由「映画宝島」で、またその名前には「映画宝庫」へのリスペクトがかなり込められている。
てこって昨日買った三冊の雑誌。
「宝島」76年9月号 特集:漫画がなくてはいられない
映画宝庫」77年春号 特集:ヒコーキ・戦争映画
ユリイカ」80年6月号 特集:映画の現在 70年代のシネマ・シーン


ユリイカ」は見るからにかなり「遠い」し、「宝島」の漫画特集も「まんが秘宝」からはかなり遠い。「映画宝庫」にしたって月刊化以降の秘宝からは遠いーそもそも今の秘宝とMOOK時代のそれがかなり遠い。それから「別冊宝島」も100号前と今のそれはとてつもなく遠い。
そういえば「ユリイカ」にしたって「詩と批評」の「詩」の部分が今とはかなり遠いはず(よくしらないけど)。


「遠い」といえば漫画特集の執筆者にミュージシャンが二人(泉谷しげる細野晴臣)、雑誌編集長(渋谷陽一)が一人っていうのもなんだか遠い気がする。


・・・と書いていて、遠いってものいいがとても気持ち悪いってのに気がついた。