これはビッグマイナーの勝ち!かな?

昨日の「女性マンガ家を容姿で評価する」ってことに関しては賛同する人は少ないだろう。
が、「ギャグマンガ家を描いた女のコの可愛さで評価する」ってのは賛成してくれる人もいると思う。
フモさん(id:globalhead)も確か山上たつひこがきデカ』のモモちゃん、ジュンちゃんの可愛さが、当時の小学生の彼にとって作品のとっても大事な要素だったって書いていたんじゃないかと思うけど、それは鴨川つばめマカロニほうれん荘』や江口寿史の諸作品もそうだったはずである。
てこって、リトルメジャーVSビッグマイナーの話。
いしかわじゅん『テクノ・シャポー』(アクションコミックス)には、「☆メモリーじゅん」と題して、吾妻ひでお江口寿史、久内道雄(ひさうちみちお)、大友克洋、スノウチサトル、新井素子といった面々が「共演」というか「応演」というかをはたしているのだが、その中で白眉なのが、ライバル関係にあった吾妻ひでおいしかわじゅん7つの才能」である。
そんでその7つってのが

  1. しっかりしたデッサン
  2. ワンパターンでない臭くないギャグ
  3. 魅力的な女の子
  4. 長編ギャグの第一人者であり、ストーリーテラー
  5. 美しいペンタッチ
  6. 締め切りは必ず守る
  7. 知性と文化の漫画家であり、作品のアニメ化などとゆー、下品なことをしない

というもんで、まあ嫌味ったらしいことこの上ないんだけど、その中でも「魅力的な女の子」の


ほんとにかわいくなってもた
自分の才能がコワイ

ってーのには感動すらしてしまった。
こんなんを自分の単行本に載っけるいしかわじゅんもすげーけど。


それはそうと、ここに挙げた人で今現在も現役の「ギャグマンガ家」だって認識されてる人がすごーく少ないのってのも…。