のりちゃんとマンガ数冊

のりちゃんとほんだらけ、ブックオフ数軒回ってマンガ数冊。

満里奈は最初から満里奈だった

酒井法子とは何だったのか: 漫棚通信ブログ版
と
渚のピテカントロプス - Pithecanthropus Collectus（蒐集原人）
を読んで

プレゼントフロムLEMON 全2巻完結 (ジャンプコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

sideＢだけでいいのかな、と思いつつついでに買ったsideＡの満里奈のインタビューを読んで、ふむふむ。

桂　はじめまして。桂正和です。
満里奈　渡辺満里奈です。あのう…桂さんてあの『ウイングマン』を買いてらした桂さんですか。
桂　そうです。その桂です。読んでくださってたんですか……。感激だなぁ。
満里奈　毎週欠かさずという訳ではないですけど、弟がジャンプ好きで読んでたもんですから、私も時々…。

ホント、この女の計算高さはこのころからやったんやねぇ。
それに比べるとsideＢのこのやりとり

法子　(前略)桂先生は漫画の中で女の子をかいたりするとき、モデルにしてる人とかいるんですか!?
桂　特にこれといって決めてはいないけど、たぶん好きなタイプのタレントさんに、似ちゃってるかもしれないですね。
法子　えー、誰ですかァ、それ!?

は、｢素直｣で｢清純｣ギミック炸裂。
どっちにしてもアイドルって大変だなぁとは思う。

ついでにいうと｢僕のお気に入り｣ってんで桂が好きなレコードを選んでんだけど、江口寿史に比べてすげーつまらん。

黄色い兎

パニック・ワールド (サンコミックス)

サンコミックス　75年発行初版。
松本零士が70年代初頭に各紙で描いた短編を集めた。お得意のおいどん架空軍事アクションがずらっと並ぶなかで、最後の｢黄色い兎｣のみが｢世にも奇妙な物語｣でも使えそうなスケール(舞台がちんまい町工場の中だけ)の不思議話。

暴力の時代はおわった
されば　最後に笑うのは…
黄色いウサギかも
しれない

なんてナレーションで終わるんだけど、これが収録作でいっちゃん最初に描かれてるのはおかしい。

海燕ジョーの行き先

竜崎遼児『ストリートファイター』ＪＳＣ。
ちらっと検索したんだけど、初出等のデータがよーわからんコミック。出版されたのが85年なんで、ひとまずカプコンのあの格ゲーとは無関係である。でも、主人公のウチナンチュー伊波譲児の通り名が｢海燕のジョー｣なんだけど、

海燕ジョーの奇跡 (新潮文庫)

本のどっこにも｢佐木隆三｣の名前はないんである。

そういえば映画『海燕ジョーの奇跡』には清水健太郎が出てて、今日の流れでいえば福岡出身のシャブ(略)

けっきょく見つけられず

いしかわじゅん『キリコ特急』(１)ヒットコミックス。
｢ＢＳマンガ夜話｣『ＴＯＹ』の回で、いしかわじゅんもサンプラザ中野*1タイプの登場人物を『キリコ特急』で描いたって言ってたのを思い出して購入(２巻は持ってた)。
結局出てなかった。

まあ今度大名・赤坂の古本屋とまんだらけに行こうと思うんで、そん時に３、４巻を探そうと思う。

*1:その日のゲストだった