NO WEL亀…右手を止めてしまった思い出

倉科カナを見ると切なくって、朝ドラ「ウェルかめ」を視られなくなった40代のオトコって意外といるような気がする。
彼女がときおり見せる憂いをおびた目元が、どこかしら今よりずーっと小さなブラウン管で出逢った"あのひと"に似ていて、右手を思わず止めてしまった思い出が蘇ってしまうからだ。
あのひととは

秋元ともみという名前をつぶやくだけで切ない思いが蘇る30代*1は多いだろう。

サブカルチャー世界遺産 (SPA!BOOKS)

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秋元ともみは86年の4月、宇宙企画から『卒業します』でデビューする。内容的にはまったくソフトな作品で、からみもなくヌードを見せてくれるだけ。それなのに爆発的にヒットしたのは、彼女のずば抜けた美少女振りが理由だった。

秋元ともみの登場は、180度とは言わないまでも、それまでの宇宙企画のイメージをガラリと変えるものであった。それまでAVといえばからみは当然、本番があってこその魅力というのが当たり前の世界。ところがこの秋元の登場は、本当の意味でのAV界の"アイドルタレント"の誕生を意味するものとなったのである。


当時、I井さんという僕が大好きだった女の子のことに関する、僕とI芹ってやつの会話


椣平「I井って満里奈に似てると思わん」
I芹「何言ってるんですか。秋元ともみですよ」


それが僕らにとって最高の褒め言葉だったというのはいうまでもない。
http://www.youtube.com/watch?v=ZlGRbQ558i0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Ax4YFfjSiAM

*1:2001年当時