やっぱり「このビデオを見ろ!」はすごい

町山さんの別冊宝島に関するツイート。漏れてたのがこれなんだけど、さらに漏れている


このビデオを見ろ! 
1988年 9月1日発行 JICC出版局

をやっとこさ入手!!!
町山さんたら、第3集『青春編』ではすでに「編集」というお仕事をしてなかったのだが、栄えある第1集ではしっかり編集者でクレジット(所属はこの時はまだ「月刊宝島」本誌!! このあと関川編集長に追い出される)。

んで、各映画を担当している人の中で、やはり鈴木慶一加藤ひさし小西康陽らのミュージシャンの起用は宝島本誌〜映画宝島〜初期映画秘宝で連綿と流れているストリームなのだけど、松苗あけみや吉野朔美といった少女マンガ家の起用がその後の「男クラ」感覚とあきらかに違っている。


そんでもって、今回一番買って良かったと思ったのが巻末広告。

このムックが出たのが、「別冊宝島」の巻数でいえば『79 SFワンダーランド』の頃なんだけど、近刊ではなく『ミステリーの友』と『映像メディアのつくり方』わざわざをピックアップ。
んでその下に並んでる本『極楽TV』『ケラの遺言』『大阪呑気大事典』等々が当時の宝島のニオイというかフンイキを伝えてる。


でも、この本を片手にビデオ屋に行ったりはたぶんしないんだろうけど。