最多人数ジャケ(当ブログ比)
てこって「私鉄沿線」でいろいろ検索しておったら、「私鉄沿線97分署」ってなドラマに。このタイトルってあきらかに
こういう冗談をしってるか 市警でやくにたつのは87分署だけだって
気分はもう戦争 (アクション・コミックス)
で有名な「87分署」シリーズのもじりである。
んで、その「87分署」そのものを日本でドラマ化したのが「87分署シリーズ 裸の街」であり、その第1話「ハートの刺青」の原作が
- 作者: エド・マクベイン,高橋泰邦
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1976
- メディア: 文庫
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である。
それにしても、この文庫。このまんまでは今発売するのはムツカシイと思われる。といってもこの80年放映のドラマジャケ(大人数!!)が無理というわけではなくって、いきなり登場人物紹介から
なんてかましてくれるからである。一人称が「あたい」のアフロ・アメリカンの少女に対する分りやすい蔑視に加えて、37歳で独身というだけで「オールド・ミス」呼ばわり(しかも結婚犯罪の餌食に)とは。
されはさておき上記のドラマ『裸の街』と『97分署』に両方に重要な役で出演してるのが坂口良子なのであるが、特に「ハートの刺青」におけるテディの役を彼女を配したプロデューサーは凄いと思う。健気でちょっと無鉄砲でものすごくキュートなテディってのは、まさに坂口良子にぴったりで、とてもではないが深田恭子には演じられないであろう。
とかなんとか知った風な口をきいておるが、実際の「裸の街」は全然覚えていないのである。