失鉄沿線〜津屋崎駅

きのうのTBS「リンカーン」でワッキーが、それからいつだったかのフジ「その顔が見てみたい」で徳井とゴリが、野口五郎のモノマネとして選択した歌が

だった。
この歌の歌詞、今読んでみるとかなり危ないような気もするんだけど・・・それはさておき、この「私鉄沿線」の「私鉄」というのは「国鉄」との対比でうまれたのは言うまでもない。この歌がヒットした当時子供だった僕が、作詞者が意図した東京における「国鉄」と「私鉄」の差を読み取れたわけじゃないんだろうけど、まあなんとなく「私鉄沿線の方がどっか侘しそう」と感じたのは、僕自身が現在のJR沿線でない町で生まれ育ったからだと思う。
子供ころから僕が「電車」と呼んで高校3年間通うために乗った、そして『ビー・バップ・ハイスクール』を熱心に読んでいた人なら、もしかしたら「戸塚電車」というのを覚えているかもしれない*1、それは現在一部廃止され名称も変更されてしまった。
西鉄貝塚線 - Wikipedia


そんな「西鉄宮地岳線」の津屋崎駅跡にひさしぶりに行ってきた。
今はすっかり駅舎も解体され更地になっていて

駅前の観光案内にのみ痕跡が残っているだけだった。


ちょっと前は線路だった草むらを眺めてたら

ちょっくら水産高校までの道、僕が17才まで暮らした町並みの今を見てみたくなった。
(つづく)

*1:実在の県立水産高校はあそこまで出鱈目な高校ではない。「週刊AKB」で注目されてる大家志津香も上京前に通っていたらしいし。