春樹on角川
上村春樹ならあの強くて怖そうな柔道家が思い浮かんで終わりなんだけど、村上春樹の場合、なぜだか僕の中で村上/春樹なんである。いや、ほんと。その四字の氏名を見ると脳内で村上龍/角川春樹ってのがパッと浮かんで、いやいやそうじゃなくてツッコミを一旦入れるといったメンドクサイ作業をしなくてはならないのである。まあ、ほんの一瞬ーギャバンの蒸着くらいで終わるもんではあるんだけど。
いつからそうなのかは全くわからないんだけど、特に昨年から「角川映画ジャケ」収集なんてもんをはじめてからそれがひどくなったような気もする。
なんでこんな事を話しはじめたかというと、昨日他の本を買いに行った際に(結局それはなかった)思わず買ってしまったのが
物語論で読む村上春樹と宮崎駿 ――構造しかない日本 (角川oneテーマ21)
- 作者: 大塚英志
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: 新書
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タイトル見た瞬間、村上/春樹の春樹の方がどーーーーーんと前面に出てきた。さらに出版社「角川」を確認してダメ押し。もう本の中身とは一切関係ないであろう、壮絶な「角川家の一族」の「愛憎物語」が頭を駆け巡ってしまったんである。
それにしても、この本の著者略歴
大塚英志 Eiji Otsuka
まんが原作者
のそっけなさはなんなんだろう。角川からあんなに本出してんのに。
ちなみに大塚英志も大塚/英志なんであるが、その内訳は今は秘密にしておきたいのである。