諸星画拍

諸星大二郎ニック・ロウ

最近の諸星大二郎にはあんまり興味が沸かない。だもんだから、今改めて新書サイズの諸星作品を集めている。さしおり探しているのはJSC『妖怪ハンター』と少チャンCのマッドメンといったところ。
でもってニック・ロウに関しても途中からさっぱり興味がなくなった。いやー、どういうことなんやろ



・・・などというハナシをちょこっと「下書き」しておったのだが、

闇の鶯 (KCデラックス)

闇の鶯 (KCデラックス)

を買ってきて、頭2作を読んで悔い改める。
やはり、この"とっかけのきかなさ"はただもんじゃないと思った。その理由はおそらくその独特のリズムだ。いや、リズムとかテムポといった言葉では言い表すことができないノリ・・・ノリともちと違う感覚。「on beat/off beat」って言い方をするけど、それに倣うなら「non-beat」っていうか。リズム・マシーンで再現できない構成なんだと思う。その"弾まない"流れの上にあのこれまた弾まない"絵"が重なるわけで・・・。


それはそうと頭の作品の主人公が通ってる水産高校って僕の生まれた街にあるんだよなぁ。