「オタク」は「サブカル」に勝利したか

たぶん、した。

MY EVA SONGS
マンガファン雑誌『ぱふ』(雑草社)の「今月のエヴAll Tomorrows Partiesァ」欄で紹介されたもの。要するに、「私はこの曲が『エヴァ』に(ないしはキャラクターの誰それに)ぴったりだと思います」という、ファン心理丸出しの企画。同誌の読者は中島みゆき谷山浩子(中略)をあげており、まあ順当なところ、という感じである。一方、最近になって遅れて『エヴァ』にハマっているロックファンになるとなまじ聴いてる量が多いためか、非常に業が深い曲がセレクトされる。"Velvet Undergrand"の「JESUS」とか" Joy Division"の「She's lost Control"とか。
エヴァンゲリオン小事典」QJNo.12

あの会食に向かう場面でNicoの「All Tomorrows Parties」がならなかった時点で敗北である。また「昭和のうた」が浜口庫之助の曲ではなかったことで、「エヴァパーフリ説」ももろくも崩れ去った。



・・・なんてこと考えてたんだけど

監督不行届 (Feelコミックス)

監督不行届 (Feelコミックス)

の巻末のカントククンのお話を読んでどーでもよくなった。そんなの世間でいえば「中核vsカクマル」みたいなもんなんだろうな、と思った。


んで、(あえて)図書館から

ぼくの命を救ってくれなかったエヴァへ

ぼくの命を救ってくれなかったエヴァへ

お前がセカイを殺したいなら

お前がセカイを殺したいなら

を借りてくる倒錯。