これは映画ジャケか?
しょせん「僕ルール」なんだけど
要確認
例えば桑原譲太郎『ボクの女に手を出すな (集英社文庫)』
この文庫の場合、映画のための文庫書下ろしなんで基本的に「映画ジャケ」ではない。でも、映画公開からしばらくたってカバーを変えて発行なんてことがあった時に「映画ジャケ」となる。
といいたいところだが、KYON2だからいいのである。
シナリオ文庫ならOK
上のルールに則ると、シナリオ文庫も必然的に映画関連のジャケになるし、映画公開から時間がたつと絶版になるんで「映画ジャケ」ではないともいえるんだけど。
それはそれ、これはこれ、なんである。
んで『野性の証明―シナリオ (1978年) (角川文庫)』
顔ははっきりしてないけどイラスト版の原作文庫の謎がさらに深まる。髪の長さが「綾波」と「式波」または「真希波」くらい(おっとこんなとこに影響が…)違うんで。
『シナリオ 敦煌 (徳間文庫)』
全編カラースチール満載なお得な文庫。
さらにお得なのは巻末に原作者井上靖と監督佐藤純彌との対談も収録。しかも映画化のお礼を言ってるのが井上夫人というのがツボ。
さらに今回「となりのトトロ/火垂るの墓優待券シオリ」付でさらにお得(シネマショップやオークションではこれだけがプレミアついてるときがある)。
『シナリオエーゲ海に捧ぐ (1979年) (角川文庫)』
カバー裏に池田満寿夫作詞の「エーゲ海に捧ぐ」の歌詞。かのレコード大賞受賞曲ジュディ・オング「魅せられて」ではないのがミソ(こっちの作詞は阿木燿子)。