「定本」?「底本」じゃなくって
これ買ったら、もしかして『シナリオ悪霊島』に巡りあえるかもと思って買った。
- 作者: 吉田修一,李相日
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2010/08/06
- メディア: 文庫
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本書は、映画『悪人』の決定稿を定本としています。映画本編では演出の都合により、一部変更されている箇所があります。本書は文庫オリジナルです。
というの「定本」ってーのが「底本」じゃないのかな?という疑問が。
ちなみに「Weblio辞書」では
ていほん 0 【定本】
十分な校訂がなされて、本文が整った本。また、著者が訂正・加筆した決定版。
と
ていほん 0 【底本】
翻訳・校訂・校合などをする際、よりどころとした本。原本。そこぼん。
となっていて、まあどっちなんだろうという感じではある。
で、ハルキ映画のシナリオ文庫はどーだったんだろうかと、ざーっと目を通したんだけどこれに該当するような「但し書き」めいたものがないようで―『人間の証明』とか『キャバレー』みたいな例は別だし。
どっちでもいいけど。