追悼村井修平!非ハルキ映画シナリオ文庫
そういえば「シナリオ悪霊島への道」ってなことやってたような・・・
なにはともあれ、探索してた映画ジャケで、なおかつ中身も読みたかった
- 作者: つかこうへい
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1986/04
- メディア: 文庫
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を入手。
ちなみに『小説熱海殺人事件』の方は映画ジャケではあるがイラストなんで、並べてみると一層感慨深いもんがある。
イヤ、ホントこの時期にゲットできたのも、マジで「イトツ」こと村井修平さんのおかげだと思う。毎日ブラウン管の前に正座して(どっちもウソだけど)『ゲゲゲの女房』を見てて良かった、良かった。この前ブクマで麻木久仁子を褒めたんで、『シナリオ悪霊島』が手元にやって来るかもしれないから、あとは『シナリオ青春かけおち篇』と『シナリオ家族ゲーム』だな。
参考:nLÆ`pì¶ÉyViIzSXg
ハルキったら
ご存知の通り、かどうかは知らないけど、この映画『熱海殺人事件』はハルキ映画ではない。プロデューサーの一人がハルキ並に困った人という話も無いではないが、ひとまず「非ハルキ映画ジャケ文庫」ではある。
でも、である。この時期('86年4月)に角川文庫で出ておるからには帯の裏はしっかりハルキ監督作品『キャバレー』の宣伝に使われておる(併映の大林の尾道外伝『彼の〜、彼女の〜』は全くのB面扱い)わけで。それは例えばキャスリーン・ターナー主演『ナイルの宝石』なんかの帯もしっかりハルキスペースが確保してある、のである。
こんな風にハルキが監督することによって、新しい才能に場を与えるというハルキ最大の「功」を失ったとともに、会社の重要な広告スペースもムダにしてたということなのである。
『汚れた英雄』褒めたやつ全員の罪だな。