追悼村井修平!非ハルキ映画シナリオ文庫

そういえば「シナリオ悪霊島への道」ってなことやってたような・・・


なにはともあれ、探索してた映画ジャケで、なおかつ中身も読みたかった


シナリオ熱海殺人事件 (角川文庫)

シナリオ熱海殺人事件 (角川文庫)

を入手。
ちなみに『小説熱海殺人事件』の方は映画ジャケではあるがイラストなんで、並べてみると一層感慨深いもんがある。

イヤ、ホントこの時期にゲットできたのも、マジで「イトツ」こと村井修平さんのおかげだと思う。毎日ブラウン管の前に正座して(どっちもウソだけど)『ゲゲゲの女房』を見てて良かった、良かった。この前ブクマで麻木久仁子を褒めたんで、『シナリオ悪霊島』が手元にやって来るかもしれないから、あとは『シナリオ青春かけおち篇』と『シナリオ家族ゲーム』だな。
参考:ƒnƒ‹ƒL‚ÆŽ„`Špì•¶ŒÉyƒVƒiƒŠƒIz‘SƒŠƒXƒg

ハルキったら

ご存知の通り、かどうかは知らないけど、この映画『熱海殺人事件』はハルキ映画ではない。プロデューサーの一人がハルキ並に困った人という話も無いではないが、ひとまず「非ハルキ映画ジャケ文庫」ではある。
でも、である。この時期('86年4月)に角川文庫で出ておるからには帯の裏はしっかりハルキ監督作品『キャバレー』の宣伝に使われておる(併映の大林の尾道外伝『彼の〜、彼女の〜』は全くのB面扱い)わけで。それは例えばキャスリーン・ターナー主演『ナイルの宝石』なんかの帯もしっかりハルキスペースが確保してある、のである。

こんな風にハルキが監督することによって、新しい才能に場を与えるというハルキ最大の「功」を失ったとともに、会社の重要な広告スペースもムダにしてたということなのである。
汚れた英雄』褒めたやつ全員の罪だな。