OTOMEが髪を斬る時/伸ばす時

ま、フツーの女子が切ることに過剰に意味を求めてもしようがない、と思う。
聖子ちゃんや、キョンキョン薬師丸ひろ子内田有紀(…最近のが思いつかん)にあやかってーのを含めてまあいろいろなんだろ。
中にはこんなんもあるんだろうけど。


てこって「イワダテマリコ/センセの/"まるでシャボン"/サイコオッ」「マリコセンセに/一生ついていこ/と思った」*1

まるでシャボン 1 (マーガレットコミックス)

まるでシャボン 1 (マーガレットコミックス)

を読んだ。
髪型をかえないと区別がつかんというとこは置いといても、この作品においては「髪を切る」*2「髪を伸ばす」ってのがとっても重要で、伸びた髪=伸びた四年間のあれこれを表している、みたいな、それこそ「重さ」を帯びていた。
そいえばでも長い髪を切った主人公の髪をめぐってのおとこどものウダウダが描いてあったっけ。


もっというなら『キララのキ』も『アリスにお願い』もロングとショートのOTOMEの心の交錯のオナハシだったような。そんでもって、ショートの娘がより「魔性」を醸し出しているような。だからこそ、「髪を切る」ってーのが意味を持っているのだと。


黒田知永子より吉瀬美智子に岩館ショートの香りがするような気がする。

*1:「知性とダ性のめざめ」

くちびるから散弾銃 (KCデラックス)

くちびるから散弾銃 (KCデラックス)

*2:斬るって気もする