夢の一太刀
今ではすっかり見たりきいたりしなくなった「負け犬」って言葉がそこらへんをうろうろしたころ。ぼんやりと、「20歳前後で「an an」の愛読者だった人の方が「JJ」や「non-no」読んでた人より負け犬比率高いんだろうな」なんて考えていた。それを今になって思い出したのが枕元で順番を待ってた岩館真理子の『うちのママが言うことには 1 (YOUNG YOUコミックス)』*1の「YOUNG YOU」巻末広告のコピー
ヤングユーを読む人は
オンナ オンナしていたり
オンナのコ オンナのコしていたり
要するに「かわいい人」が多いです。
ほんとの話
それからヤングユーって集英社の雑誌なんだけど、この読者ってノンノよりアンアンもっとゆうなら「Olieve」って感じだよな、とも。
だったらそこに並んでるマンガ家さんたちの作品をいっこくらい読んでみようか思い立って、こういうときの"僕の強い見方"ブックエコ福間店に行ってみた。
ありましたよ。
- 作者: 小椋冬美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1990/07
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: 小椋冬美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1991/12
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: 小椋冬美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1993/01
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 小椋冬美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/08
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
四冊100円
へへへ『わたしたちができるまで (角川文庫)』で大島弓子、岩館真理子といっしょに取り上げられていた小椋冬美やん!
「オリーブの木陰」の「オリーブ」が単なる植物じゃないのも確かだと思うんだけど、それ以上に作者の愛猫が登場する「夢の人たち第2話ジャン=ピエール」の最後から2番目のページのテーブルに置かれている雑誌が
「オリーブ」と「エル・ジャポン」ってとこでにんまりしてしまった*2。この回にはさらに「SWITCH」*3が登場するんだけど、「SWITCH」や「スタジオ・ヴォイス」もなかなか鋭い一太刀をかましてるんではないかと思っちゃいました。