どこのどいつだ!

博多駅ブックオフで105円
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=26532

ひとまずビデオのジャケットがたまらん。今冷静に見るとちっとも美人とは感じない椎名桜子の顔がぼーん!いやーいくらなんでも

のジャケットを綿矢りさの顔にしようなんて誰も考えんでしょ。そりゃ上戸彩と高取茉南じゃ知名度や期待度その他もろもろ違うだろうけどさ。もしかしたら、出演者全員表ジャケに大きく写るのいやがったのかもね。
で、ちなみにその主演の高取茉南とは現セント・フォース所属の三浦聡子。このビデオを手に入れるまで主演は吹田明日香とカン違いしてたんだけど・・・どでもいいよなぁ。
そういえば幻想的な食事会とか水族館でのデートってのが、『沙耶のいる透視図』と共通してるんだけど今でもダメ映画作りたい人は真似するといいかも。
で、この映画ったら製作がユピテル・コミュニケーション・インターナショナルで配給が東映クラシック、ビデオ発売は日活エージェンシーってな感じでいい大人が椎名桜子に振り回されてたというか。
あ、そういえば『底抜け超大作 (映画秘宝コレクション)』でリリー・フランキーがこう書いているんだけど

私に送る資料として、ビデオをダビングしながらコレを観て貧血を起こしたウェイン町山氏はこうも言った。
「コレって、本当に椎名桜子が監督してんのかな?」
もし、そうでなければ、話は一層深刻だ。プロの映画人が実質的な現場を指揮を執っていたとして、この出来ならば本当に大事である。

で、こういう場合は実質的な監督は「監督補」ってのが鉄板だから・・・参照元のスタッフ表を見ると[監督補]に名前があるのは『ウルトラ兄弟VS怪獣軍団』の監督中島俊彦。中島氏にしてみれば[監督補]アラン・スミシーにしたかっただろうなぁ。
でも、今にしてみれば最初にこいつ(桜子)を持ち上げようとしたのは誰なんだ?という疑問の方が大きいような。

家族輪舞曲(ロンド) (アンアンの本)

家族輪舞曲(ロンド) (アンアンの本)

アマゾンの内容紹介では「17歳の夏。父には愛人が。母はことごとく冷たい。妹との恋の確執。深い心理描写と確かな文体で見つめる作者の目はあくまでクールだ。本格的青春小説誕生!」となっているが、まあこの本のどこにも「深い」とか「確かな」なんてものは存在しないことは判ってるけど。でもって販売価格「1円」がずらっと並ぶ中最高値の「300円」を付けてるのは*1店舗法人向けコミック・まんが卸業【春うららかな書房】
1988年、「マガジンハウスなら何やっても許されるのか?」ってな時代の産物なのかなぁ。↓の二つに微妙に関わって来るような来ないような。

*1:ただしここは2冊目から送料無料とのことなので併せて買えばタダみたいなもんか