ジャンヌの真実で頭がボン!!

ジャンヌ・ダルクが登場する映画(TV映画含む)はimdbに載ってるだけでもこんだけあって、もう何が何だかなのであるが、そんなかでいまちょっと気になってるのが

TVM ヴァージン・ブレイド - allcinema
である。ちなみにNHK-BSで放映された際には『ジャンヌ・ダルク』という東宝東和・アルバトロス魂の欠片もないタイトルになっていたのだとか。1999年というからベッソン×ミラジョボのあれと同時期なんだけど、製作国がカナダという一国のうちに「イングランド」と「フランス」を抱えてる国で、しかも監督のクリスチャン・デュケイがケベック州出身っていうことも何やらありそうな気がしてるのである。ギブンネームもクリスチャンだしね。
このデュケイ監督って近年は『ココ・シャネル』*1だの『ヒトラー』だのと、この『ジャンヌ』の含めて伝記映画の優秀なアルチザンっぽい印象のひとなんだけど、監督デビューは
スキャナーズ2 [VHS]

スキャナーズ2 [VHS]

なのである。この人って、『スキャーズ2』の日本版のビデオのジャケット

なんかでは「原案」に過ぎないクローネンバーグの名前しか載ってない*2なんていう屈辱から出発し、頑張って頑張って今の地位を気付いた人なのである。
で、その頑張りに敬意を表して、ビデオ箱から『スキャナーズ2』を引っ張り出しに隣の部屋に行こうと思う。
いや、その前にクローネンバーグ監督作の方を先に見た方がいいのだろうか。