長澤→沢尻→蒼井


昨年は沢尻エリカ、長沢と10代の時代とまさに時代を二分する「美少女ツートップ」の競演(リンク先の更に先にに動画アリ)−昨日の「みなさんの〜」でも石橋貴明が"あー長澤まさみ沢尻エリカ、どっちだ!だっちだ"と叫んでいたね―であったが、今年はその一方(シャドウストライカー)と蒼井優のツーショット。蒼井優はサッカーに例えるならボランチあたりがぴったりくるのだろうか。しかし、受賞作の『フラガール』では思いっきり攻撃参加して・・・いや、そういう話じゃないか。
それにしても激変したのは沢尻エリカのパブリックイメージだ。昨年は可憐で清楚なキョンジャを振り払うようなドレス姿におっと驚いたもんだが、今年はスカーレット・ヨハンソンばりのゴーマンぶりが暴かれたゆえに猫を被ったような印象を受ける。猫を被るといえば『キャットウーマン』のハル・ベリーや『イーオンフラックス』のシャーリーズ・セロンみたいな木苺の甘酸っぱい香りを彼女たちでというな剛毅なPはこの国にはいないのだろうか・・・ってずっと云ってるような気がする。
それにしても、蒼井優の各映画賞での受賞を知るたびに、中野由加里さん、エキシビでの『フラガール』真剣に考えてみませんか、いや踊ってくんちぇーという思いが強くなる。あんな大ゴケした映画ではじゃなくってさぁ、と。

[映画]石原慎太郎

大和の旅結実
来年はたぶん『俺は、君のためにこそ死にににいく』がとるんだろうなぁ。
受賞者の言葉がそれを物語っている。

「ぼくらの生まれる前の、多くの人たちの犠牲があって、今の平和な時代がある。そのことを映画に参加しながら改めて知った」と主演の反町が言えば「常識と思っていた平和が、いかに常識でないものなのか。それだけ、大事なものだと思った」と松山。

と例によっての戦争賛美者のテンプレコメント。
なんで戦争を回避したり、もっと早く止めることが出来れば死ななくてすんだかもという発想がでてこんかね。こういうコメントに疑問を感じないような人々こそが自分たちも戦争を推進しておいて、戦後は政府や軍部に責任を負わせてけろっとしてきたんだよな。
一度「植木枝盛」とか「鈴木安蔵」なんかで検索かけてみればいいのに。あと「ポツダム宣言」の

日本國政府ハ日本國國民ノ間ニ於ケル民主主義的傾向ノ復活強化ニ對スル一切ノ障礙ヲ除去スベシ言論、宗教及思想ノ自由竝ニ基本的人権ノ尊重ハ確立セラルベシ

の「日本國國民ノ間ニ於ケル民主主義的傾向ノ復活強化」って部分をよーく読むとか。