こんな映画が[全国劇場大ヒット]だった時代

『深海からの物体Ⅹ』

深海からの物体X [DVD]

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カネコアツシの手によるジャケットを見るとものすごーく面白そうなんだけど。まあそこはそこ"アルバトロス"だから。
でもって裏ジャケに"7分間に1度の10大ショックシーン"と銘打ってあるんだけど、この映画の尺は86分であら計算あわないよていうのもそこはそこア(以下略)
でもってたしかにスリル&サスペンスの連続なんだけど、そのスリルというのが幼稚園の砂場に足がいぼった程度で、サスペンスも同じく幼稚園の鉄棒にぶら下げられたくらいの恐怖だから怖い映画が苦手な人にはいいかも。
で、気になるタイトルなんだけど、イタリアで作られた時点では『Plankton』となってい控えめだったのに、アメリカ等で『Creatures from The Abyss』なんて大げさなもんにされ、さらに日本でこうなったみたい。まあ
in the wonder world

in the wonder world

じゃなくてジェームス・キャメロンのとジョン・カーペンターのからタイトルを頂戴するなんて不敬罪もんのネーミングという気もしないではないが、まあそこはア(以下略)というよりインディ映画ってえてしてそんなもんでしょ。
控えめといえばジャケでは大きめに描かれている女性のおっぱいが、揃いも揃って控えめなのは如何なもんか。実をいうとマーガレス役のシャロン・トゥルイさんけっこう好きで彼女の胸が控えめなのはいいと思うんだけど。
つまりは[映画のヒット]を成分分析すれば90%は宣伝で出来てるってことね。
それより本編前の予告編にあった
『魔処女』が欲しくなったよ。どっかに落ちてないかなぁ。