「少年」「天使」「少女」角川発ペヨトル経由
行き先はよう知らん・・・ビブロスとか新書館とか芳文社とか・・・。
そう、昨日紹介した
- 作者: 岸田理生
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1992/11
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映画『1999年の夏休み』は文庫解説で松村栄子が
これは女性が男性役を演じているような宝塚的な世界ではない。本来なら無性の役者が無性の役を演じるべきところが、あいにく現世にはそのような役者が存在しなかったということなのだ。あえて<無性>というのは、<中性>とか<両性具有>とかではないと思うからだ
と書いているのとは裏腹に、あえて<中性的>でも<両性具有的>でもない少女を起用しているからやっかいなのだ。どうしてもこの4人のその後の芸能生活を含めて考えてしまう2010年の今だとなおさらである(宮島依里が『コーヒープリンス1号店』でウンチャンの声を担当しなかったのは救いである)。
なんて考えながらキーを叩くのを止め、座椅子の背もたれにのんかかると、PC顔の右側にあるカラーボックスの一段目に目が行き、何冊かの『夜想』で止まった。そんでもって、そこにはなんとも都合よく『15少年』『21天使』『26少女』の順番で並んでいた。
確かに「天使」こそ<無性>の存在である。でも、その天使を絵に描くとき芸術家は結局は少女のような少年か、少年のような少女を描くしかなかったというようなことが『21天使』に書いてあったような気がする、たぶん。
確かめようと『天使』を引っ張り出そうとしたんだけど、やめた。その前に左側の床に転がっていた『SWITCH』2008年NO.6「特集 女優のたたずまい」に目が行ったからである*1。その表紙に名前が深津絵里の隣に並んでる永作博美*2から、彼女出演の
- 出版社/メーカー: ハピネット
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- 作者: 桜沢エリカ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 1999/12/01
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