声変わり

薬師丸博子のダイアローグに驚く。チャンリンシャンのころとは全然違う、ちゃんと凛としゃんとした母親の声だよなーと思った*1。
薬師丸ひろ子の全盛時っていうのは、女優としては深田恭子と上戸彩と長澤まさみを合わせたくらいの人気だったという気がする。広末が幾ら凄いといっても早稲田の願書が急増するなんてことはなかったろうが、玉川は受験料だけでうはうは(僕の同級生も記念に受けたやつがいたような)になったくらいだった。まあ、早稲田と玉川の差もあるのだろうが。
で、『野生の証明』はともかく『セーラー服と機関銃』や『探偵物語』のころに薬師丸が母親を演じるなんてことは全く想像できなかった。しかし、今から数年後には先にあげた女優たちがギャグではなしに母を演じる日が来るかもしれない。その時誰かが感慨深げにブログに書くのだろうか。
｢まさかあのふかきょんが母を演じることになろうとは！｣

*1:聖子ちゃんと８２年組は別問題