顔の模範解答

「顔の答えでしょ!!」とは、「ロンドンハーツ 俺たちのNO.1」で、ブラマヨ吉田井川遥を評して言い放ったことばであるが、それを片手間に見ていた海苔ちゃんは「おんなじこと言いよう人がおる」と大笑いした。どうも以前僕も井川遥のことを「顔の正解」だと言ったらしい。そんで、そんなこんなでちょっとばかしそのこと考えてみると、どーもこの場合「正解」より「模範解答」の方が正確な表現のようなしてきた。
そんな僕の中での断トツの「模範解答」井川遥を含め、最近の女性の容姿の「模範解答」を特集したのが

Pen (ペン) 2011年 2/1号 [雑誌]

Pen (ペン) 2011年 2/1号 [雑誌]

で、表紙はおそらく最新の模範解答であろう武井咲である。
で、いろんな美しい女たちが頁を飾ってる中で、僕が一番笑ったのが「“美女顔”の条件は、科学的に解明できる」という「平均顔仮説」なる美人を「科学的」に解明する試みを紹介した記事。これがちっとも科学的じゃないのが、その平均顔を導くために

コンピューターの登場により、顔の加工が簡単になり、より正確に、平均顔のサンプルが作成できるようになる。この研究の結果、重ねる顔が数が増えるごとに、個性は薄くなるが、顔立ちは整ってくることが判明。平均顔仮説の有力性が浮き彫りになった

と書いてるくせに、提示してある6つのジャンル顔のサンプルが一番多い「TVアイドル顔」でも30、その他は10〜15という頼りなさ。もっとサンプル集めようや、ねえ。でも、そんなこと言わずに見てみると、「90年代国民的美少女顔」が「やはりゴクミの印象が強」かったりするのに対して、「女子アナウンサー顔」が(おそらく現在の)東京キー局の女子アナの平均なのにどっか渡辺真理だというのはたまげた(僕の主観に過ぎないのだけど)。後これは不正確だなと感じたのは「90年代ミス日本顔」。毎年複数いる「ミス日本」なんだから、これはそれ全部を平均化するか、「ミス日本GP顔」にするのがよろしかったかと。でも、「アムラー顔」というのはいかががなもんだろう。「アムラー」は美人のカテゴリーじゃないでしょう。



とにもかくにも、ある世代のオンナノコにとって、ファンションも含めて安室奈美恵が「模範解答」だったように、ある世代のオトコにとって吉永小百合がその学歴も含めて「模範解答」だったと思う(はい、強引ですよ)。
そんなサユリ様の僕所有映画ジャケ文庫でシングル最強は新潮文庫細雪』(中)だと思う*1が、最強タッグは中公版の裏

だと思う。この吉永小百合大原麗子をいまの日本で再現するとどのような組み合わせと三日ほど考えたけど思いつかなかった。
一番近いのはイ・ヨンエ&チョン・ジヒョンだったりして。