いまさらながら

もうすぐ発売(たぶん福岡では約2日遅れ)の

3月のライオン 4 (ヤングアニマルコミックス)

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いまさらながら桐山零の「零」って綾波レイなんだな、と気付く。前作の『ハチミツとクローバー』では原田理花という重要ではあるが主要ではない人物に割り振っていた「痛々しい」を今度は堂々主人公に割り振った。
羽海野チカの中で綾波を描きたいという思いは、竹本・真山の原型を主人公にした同人誌*1に「唐突ですが、綾波です」と一枚絵を載せた時からずっと続いているんだと思う。
そんで、集英社版では竹本に入れ替わった初回3ページ目の真山
*2
*3
なんてのを見るにつけ、連載当初の構想では真山とリカさんの物語における比重はずっと重かったのではなんて邪推したくなるもんである。


んで、まあ直接はちーっとも関係ないけど「痛々しい」といえば、僕が辞書登録してるもう一人のマンガ家魚喃キリコ

痛々しいラヴ (Feelコミックス)

痛々しいラヴ (Feelコミックス)

彼女のフェイバリットムービーが
三月のライオン(トールサイズ廉価版) [DVD]

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で、同じく矢崎仁司映画『ストロベリーショートケイクス*4では自ら出演してまでしていることと、羽海野が頑なに作者の写真を公表しないこととに、二人のビッグO(大島弓子岡崎京子)との関係が…メンドクサイんでパス。
まあ羽海野チカも十年後くらいに原作マンガの実写化の際にひょっこり顔出したりして

*1:『BLUE on BLUE 星に願いを』

*2:

ハチミツとクローバー (Vol.1) (Wonderland comics)

ハチミツとクローバー (Vol.1) (Wonderland comics)

*3:

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

*4:http://happy.woman.excite.co.jp/play/happy/strawberryshortcakes/intvw04.html