そのかげにセイシせん

映画『シルミド』でも歌われてたり、フリッパーズの1stにも入ってる「赤旗の歌」のもともとの歌詞の一部「 we'll live and die」の日本語訳は当初は「生死せん」だったのが、「誓死せん」に変わってしまい「死を誓う」ってな風になったとかってな話を大学時代に研究室にあった本でような気がする。


いやね、昨日近くのスーパーの古本市で

  • 歴史読本臨時増刊 76−6日本姓氏総覧』
  • 歴史読本 87年10月号 特集姓氏の名流 源氏の系譜』

を買ったんでここに書こうと思ったんだけど、「せいし」と入力してもなかなか「姓氏」と変換されなかったんでふとそんなこと思い出した。そういえば「読本」も「どくほん」と読むか、「とくほん」と読むか、「よみほん」と読むかで意味が違ってるはずなんだけど、中学生の頃最初に間違って覚えてしまい、大学の頃修正するのに困ったんで、「全部一旦忘れて覚えなおそう」したところ「忘れる」でストップしてしまい、20数年たった今もどれがどれかわからない。

まあ本来はタイムリーな

家父長権の確立とともに、女が結婚後、生家の氏を称する慣習についても、欧米各国の現行法にならって、夫の姓をなのることを主張する学者が多くなった。
(略)
この問題は、種々論議の末、明治三十一年家父長権の確立をねらいとする明治民法・戸籍法の制定によってはじめて決着を見、ここに妻は、嫁いだ家の姓を名乗ることになった。
「姓氏と日本人」 豊田武

なんて部分をピックアップしてああだこおだ書くガッツや能力があればいいのだろうが、何分そんなもんはこれっぽっちもないんでね、であるからこの2冊をパラパラとめくってニヤニヤするだけにとどめておくことにする。