『ゼロ戦20番勝負』

PHPの本はいっこうに増えない。良いことだ。
で、この本読んでやっぱPHP向いてないやと思い知らされる。

名機零戦は、この過渡期に咲いた大輪の花であった。栄光と悲惨を一身に背負ったかに見えるその生涯は、いわば運命的なものだったと言えよう。

はい、このところでもうだめです。この編者の人頭腐ってる。基礎的な工業生産力や部品の安定性などの点を無視して、航空機のドラマを語ってもはっきりいって滑稽である。P51やF6Fを人気が湧かないといって貶めたつもりだろうが、別段零戦に思い入れのないこっちからすれば全然共感できません。
で、文章書いている人にも温度差があるのも嬉しい。編者と同様に酔っている人と比較的冷静な人の文章が並んでいたりすんだもん。
これもビジネスマン必携なのか。僕がビジネスマン失格なのはようく解った。