航続距離神話

ベルリン飛行指令 (ホームミステリーコミックス)

を105円で。
んで、しょっぱなからこう来たよ。

そこに極秘情報がもたらされたのである。日本で、素晴らしい性能を持つ戦闘機が開発されたという情報が･･･
(2頁)

そういえば先日手に入れた

戦場まんがシリーズ〈4〉わが青春のアルカディア (少年サンデーコミックス)

にも

日本の戦闘機が/あれば、ドイツ空軍は/バトル　オブ/ブリテンの
空中戦を中止した/ために、敗北の/汚名をきることも/なかった

なんてセリフが。野暮な突っ込みで、ハーロックと台場の熱き漢の友情譚に水をさすこたぁないのかもしんないが。

｢旧日本軍弱小列伝｣の｢空飛ぶ納屋の戸　零式艦上戦闘機｣を読んじゃったらさぁ、この｢航続距離｣なんてのが｢武田騎馬軍団vs鉄砲三段撃ち｣みたいなもんって思っちゃうよなぁ。
でも、フィクションをフィクションとして愉しむ余裕のなさは、鵜呑みにしちゃうのとさして変わんないのかもしんない。
そもそも買わなきゃいいのにね。