次週の『富豪刑事』

予告編を見てちょっとだけ心が震えた。
http://www.tv-asahi.co.jp/fugoh/
だって伏見工ラグビー部総監督山口良治先生をモデルにした名作ドラマ『スクールウォーズ』の山下真司松村雄策の共演なのである。で、しかも高校のラグビー部が舞台である。あの試合*1をテレビで見て「泣いていいですか」を中学生の時リアルタイムで感動し、その後「イソップー」に涙した人間には堪らないのである。*2
http://www.oyagi.net/meet/yamamoto/05.html
いや、しかしちょっとだけ不満が、せっかく「八木」などというマニアックな人物*3を登場させているのに、ユニフォームが「伏見」もしくは「川北」していないのである。どっか桜のジャージっぽい。
やっぱジャージはあの色じゃないといかんのではないか!

*1:http://mbs.jp/rugby80/densetsu/

*2:不謹慎とか思う人もいるかも入れないけど。

*3:大学時代「すくーるウォーズ」の話になってきた時けっこう八木のことは話題に上ったもんである。八木君は途中で自ら志願して入部してくるFWのデブなのである。ちなみに松村雄策の役名は大木大助。合わせて大八木。

どちらの文により興奮しますか

『マニア倶楽部2001年4月号』「基礎から覚える医療プレイ」より

A.「アナルセックスはしたことありません」と言うわかなちゃんを「それじゃあ、アナルの中をキレイにしたこともないんだね」と、言葉で責める。

B.「肛門鏡に刺激されて便意が起こる。「包帯を巻いているから、ここでするしかないわね」[女の人に見られるのはイヤ」と抵抗しながも、ベッド上で運地を受けてもらうしかない。

僕は圧倒的にBである。「女の人に〜」と言う箇所がたまりません。
Aは「アナル」と言うのも気になる。「アヌス」が妥当ではないかなんて思ってしまう。

福岡におすまい方にお知らせ

土日お暇で「何かスゲーもんもみてーなー」と思ってる方は是非。
うずめ劇場第16回公演『ねずみ狩り』へ。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~uzume/
ちょっとここではいえないけどマジでスゲーことになってるらしい。
えーっと僕は日曜の回を考えてます。ですが、こいつ一回直接会って文句言ってやるとかいう方はご遠慮ください。ちなみに黒いカッコしていくと思います。

人生を変えたとか、こんな××は経験してません

昨日の「BSマンガ夜話」で「10代の人間のこんなマンガは見たこと有馬縁」等の言葉に大月隆寛氏といしかわじゅん氏が違和感を覚えていた。僕は同じような気持ちを抱きながら、8年ぐらいの報道番組でインタビューを受けていた一人の少年を思い出した。
彼は「オウム」の事件にショックを受けて脱退していたのだが
「あの教義は世界一だから」
と答えていた。彼がその世界一と言っている教義をたの宗教と厳密に比較したとは思えない。あんなパッチワークなもんをけっ!というのは簡単だが、彼に「オウム」のダメさを認識させるのは難しいと思う。
彼のいう「世界一」と今日のファックスの「今まで」というのは同じメンタリティの上に成り立っていると思う。そして、そういう短絡的で無根拠な思い込みがあのような悲劇を生んだ原因の一つだと感じる。
だから、岡田*1氏が示した「でもこの子達の中では」というような安易な共感ではなく、やはり「君たちのような少ない経験ではそういうこと言うはまだ早い」というのが大人の態度としてと正しいと思う。
例え10年後20年後、彼女、彼らがこれから沢山の経験を積んだ上で今回の作品に対して同じこと言うかもしれないが、今の時点では「私は色々な作品を読んできましたが」なんて言葉には「それは違うよ」と言ってあげなければいけないんだと強く思う。

*1:彼だって二人が言い出さなければ同じことを言い出したに違いない

やっぱりおかしい

http://www.kyo-sin.net/index.htmの「書き換えたいことば」が話題になっている。僕もちょっと「ネタ」みたいに扱ってしまったのでだが、どうもこれは利用される可能性が高いもののようだ。
この前も指摘したように、はっきり言ってこのリストは杜撰である。またことばに対するセンスを疑いたくなる書き換えも多い。
はてなダイアリーの中でも「いい意味で使える」なんていう理解不能な表現で評価しているものもある。
果たしてそうだろうか。
id:tetsu23さんの
http://d.hatena.ne.jp/tetsu23/20050303/kakikae
な見解をみるとほっとするが…
それ以上にこのリストが「書きかえてしかるべき」「書きかえたほうがいい」でなく「書きかえたい」となっていることも考えるべきではないか。指導上の方便でこの子には直截的な表現で「短所」を伝えない方がいい場合というのは出てくるだろう。その際の言い換え表現のリストとしては便利であるかもしれない。しかし、そのリストに「書き換えたい」なんていうタイトルをつける心性はあまり健全ではないように思える。。その後ろに見える自分たちのやってることに対する確信が僕には気持ち悪い。
自分の信念や信条を信じるのは素晴らしいことだとは思うが、このリストの裏には一見純朴でありながら、いやあるからこその独善があるような気がしてならない。
是非このリストを見た人は彼らのWEBのTopページを見てほしい。
それでも僕が言うことの方が間違っていると思う人はそれでいい。しかし、あれがどういう思想背景で書かれたものかを見ないで判断するのは危険であると僕は思う。

ジジイはそして規制メディアはなぜそこまでホリエモンを恐れるか

id:ramones21さんも言っているように
http://d.hatena.ne.jp/ramones21/20050304
ジジイ政治家がハシモト派の疑惑を抱えているにも関わらず、ホリエモンに「金があれば何でも出来る」とか言っているのは笑える。あの「金だけ」という言葉は「政治家の力」が蔑ろにされていることの発露なのかもしれない。「金の力」を「政治家の力」の裏付けなしなしに行使されているのが堪らないらしい。かわいいねぇ。
規制メディアのホリエモン叩きも「驕り」と「誤解」から生じてるのがおかしい。各テレビ・ラジオに登場したホリエモンの「ジャーナリズムなんてそれほど重要ではない」にしっかりと反論できていない。自分たちの発信しているものに受け手が疑問を持たず盲従していた時代がとっくに過ぎ去っていることをどうしても認められないらしい。かわいいねぇ。
んでもってテリー伊藤テレビ朝日の取材にこんな妄言を吐いている。

堀江さんはインターネットではまだ本当の心の交流が出来てないと考えているんじゃないかと思う。だからラジオが欲しいんじゃないかな。

まあ商売で言ってるならOKだけど、本気でこんなこと思っているんならテリーもお終いだな。まじでかわいいねぇ。
確かに規制メディアはことあるごとにネットの暗部・恥部を強調してきた。そりゃ、そういう部分もあることは認める*1。しかし、新聞やテレビ・ラジオなんかよりずっと有意義な情報発信をしているサイトやブログも山のようにあるのも事実である。
「心の交流」だって、その人の「姿勢」や「態度」によっては、今までのメディアとは比べ物にならない深さと速さで「出来ている」のは明らかである。規制メディアがネットが心無い誹謗中傷の飛び交う場所であってほしいと願うのは勝手だけどさ。

*1:というかそういう部分が多数だ。しかし、彼らの垂れ流している情報だって便所の落書き度としては大差ないではないか