読本>>>大百科、またはその逆


空想美少女読本―モニター画面で出会った、禁断の初恋女性100人 (別冊宝島 (349))
空想美少女大百科―電脳萌え萌え美少女大集合! (別冊宝島 (421))

二十世紀の終わりに2年という短い(と言っていい思う)間に発売された別冊宝島「空想美少女」シリーズの2冊、『349 空想美少女読本』と『空想美少女大百科』。


ブックオフほんだらけには必ずっと言っていいほど並んでおる(時には複数冊)『読本』に比べて『大百科』はあまり見かけない。確かにアニメだけでなく特撮やゲームまでの空想ヒロイン−メーテルナウシカクラリスから春麗峰不二子、アンヌ隊員までお腹いっぱい集めた第1弾の方が収録されているキャラクターの知名度という点ではかなり上だから、たぶんムック売上もそこそこ勝っていたに違いない。でも、第2弾『大百科』を買った人々にとってはおそらく優劣つけがたい愛情の深度があったんじゃないかな、と。だから、いまだに手放さない人はおんなじくらいか、もしくは『大百科』の方が多いのかもしれない。店頭やネットで見かける差はその差なんじゃないのかな、なんて。


ちなみに画報シリーズの

スーパーヒロイン画報―国産スーパーヒロイン30年のあゆみ (B Media Books Special)

スーパーヒロイン画報―国産スーパーヒロイン30年のあゆみ (B Media Books Special)

石ノ森ヒロインレクシコン1966‐2006―石ノ森ヒロイン四十年の歩み

石ノ森ヒロインレクシコン1966‐2006―石ノ森ヒロイン四十年の歩み

もおんなじサイズなんで本棚での収まりが良い。