多田は"タダ"って読んで良いようだ。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1998/10
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の映画ジャケは近くのブケコ見つかったけど、下巻の方がなかったんで。
じゃあ先に映画見てみようかな、と
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2001/01/25
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登場人物多田は"ただ"だったんで。
思ったよりずっと矢田亜希子は冴えない美形を好演していた(筒井真理子にはかなわないけど)し、最初の方のただの妹との関係の描写は、能力を発動する動機づけをより分かりやすく提示したもののそれはそれで良いのではと思った。原作の"ナニユエあんたはそこまで見ず知らずの人間のために"はあれはあれで良かったんだけど。
でも、である。話が進むにつれて、『鳩笛草』文庫解説で大森望が指摘した「小さな物語」がどんどん「大きく」なって行くのが不満。たぶんこれ『クロスファイア』の小説自体が「大きく」なっているからなんだろうけど、もうなんだか話が「大きく」なればなるほど、画がしょぼくなっていくのがあーあなんだもんなぁ。
てこって下巻を探してから原作を読もうと思う。