SFっぽいの好き?好き?大好き?

枕元に置きっぱなしにしてあった

をペラペラめくってて、妙に気になった青木淳子の本を買いに行く。
んで、ひとまず
鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)

鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)

を百五円で買って、お目当ての「燔祭」を読む前に大森望の解説を読む。
んで、「妙に気になっ」てたこの人のどこが女探偵なんね?!その前にこれミステリというよりSFやんねの後半部分を納得させる。大森さんのいう「小さな物語としてのSF」ってのにふむふむである。国とか星単位の大きな組織が超能力(者)の争奪戦を繰り広げるような話ではない、マンガでいったら『ミュータント・サブ』の一部だったり、山岸凉子の異能ものだったり、いしかわじゅんの「疾走」だったり・・・そんな類の「SF」ってことなんだと思う。
でも、「女探偵?」の方はまだ納得できないまま、小説本編を読む・・・まあ、確かに標的を探索はして、見つけ出してるから、探偵といえないことはないんだろうけど・・・。
うん、これは続編にあたる『クロスファイア』を読まんといかんのかな。



・・・あらら、金子修介監督で映画化されている*1ってことは映画ジャケがあるのか・・・。

*1:矢田亜希子みたいな自己顕示欲の塊で演技にそれがでちゃうオンナを使う時点失敗作っぽいなぁ。元ダンナは標的役にぴったりだけど