角川文庫の海外映画ジャケの象の人

あん時触れた古澤氏の発言

60年代後半から70年代半ばにかけて、彼(僕注:ハルキ)は洋画の原作を出していた

のカバーをちょっとばっかし並べてみると、




※かなりダメージ受けてます

後のハルキ映画のそれよりずーっとアートしとるやんか!といいたくなったりするんだけど。それって、やっぱりUFO(ハルキに似合うカップ焼きそばはこれだよね)すすりながらってことなんやろう。
ハルキ映画がスタートしても海外作品映画ジャケ文庫は出てて、発売時の帯の裏はしっかりハルキ映画の宣伝という姑息な、もとい非常に効率のよいことをやってたりするんだけど、さて、この映画のときはどうだったんだろう、と思うのが


エレファント・マン その真実の記録(角川文庫)

今回入手したのには残念ながら帯がついてなかった、残念。この映画、公開当時は監督があんな人だと知られちゃいないもんだから、文部省推薦のヒューマンなドラマだってことで宣伝して、配収23億の大ヒット*1。配給の東宝東和はさぞかし笑いが止まらなかったに違いない。
んで、たしかタモリが「夕刊タモリです」のコントでこの映画を絶賛してたのを、当時はバカにしてると感じたんだけど、あのころの彼の嗅覚ならそのあたりのあれこれを感じ取っていたんだろうなぁと。