少年向けスーパーヒロインの不在?
石ノ森ヒロインレクシコン1966‐2006―石ノ森ヒロイン四十年の歩み
- 作者: ブレインナビ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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『石ノ森ヒロインレクシコン1966‐2006―石ノ森ヒロイン四十年の歩み』を読んでてふと思ったんだが、この中に少年誌発表(いうならば少年向け)の戦う女性を主人公にした作品が無い。例えば松本零士『クイーン・エメラルダス』のエメラルダスや永井豪『キューティハニー』の如月ハニーのようなヒロインがいないのである。表紙にフィーチャーされてる月ひかるの『千の目先生』(ドラマ『好き!すき!魔女先生』原作)の掲載誌は少女誌「ティーンルック」であり、ミレーヌ・ホフマンの『009ノ1』は青年誌「プレイコミック」である。
そもそも『サイボーグ009』のフランソワーズ・アルヌール、『幻魔大戦』のプリンセス・ルナ等の代表的な石ノ森ヒロインは前線でガツガツバリバリ戦闘するタイプではない。
さーて、どうしたもんか