タケル・ザ・バーバリアン
ヤマトタケルの話って、おそらく中学か高校に豊田有恒の「ヤマトタケル」シリーズを読んで以来のことなんで、僕の中に特別な「ヤマトタケル像」というもんなんか無かったのだけど、さっき読んだ
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んで、それが成功してるかというと、そうでもなくって。こんなに強そうなら(言いかえるならシュワやスタなら)熊襲や蝦夷なんか一人で全滅させそうじゃんって気になってくる。一人で全滅といえば「ランボー」がシリーズを重ねるごとに、アメリカ帝国主義の尖兵なっていくのと、ヤマトタケルも結局はヤマトの侵略の手先として機能していくのも似てるようなもするし。
『日出処の天子』との差別化をはかろうとして、中性的な美少年の主人公をさけたんだろうけど、だったらって気がするよ。