則文ジャケ文庫

香椎のあい書林の女将さんの背後の本棚にうっすら『伊賀忍法帖』角川文庫が見えたんで、念のためと思って引っ張り出してもらうと、なんと

初めて見る真田広之の単独カバー。大当たり!!
※参考

これって、渡辺典子のデビュー作品の原作なんだけど、文庫の発行年月日が典子さんが選ばれた(というより原田貴和子に振られて、原田知世ちゃんをキープした)オーディションより前なんで当然当該作品の写真など在るはずもないので、どっかから写真を持ってきて映画化をアピールするジャケなんですね。まあ、ハルキ時代にはそこそこあることなんですね*1
でも、例えば『蘇る金狼』の場合は同じ村川透監督・松田優作主演の『処刑遊戯』から取ってきてるんだけど、この『伊賀忍法帖』の場、おそらく鈴木則文監督の

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のスチルを使用しているようで、しかも、いつもはカバー見返しにある「写真提供:東映」ってのがない。
だったら鈴木則文がメガホンとればよかったのに、と万人が思うわけで。まさか鈴木先生は『伊賀忍法帖』のつもりで『伊賀野カバ丸』を監督してしまったってことじゃないだろうに。

*1:気になる方は上の[映画ジャケ]をポチッとしていただいて、三人娘関係をご覧ください