向こう側映画の美しい千明ちゃん

YOSUI TRIBUTE

YOSUI TRIBUTE

の1曲目「夢の中へ」はTで始まる恐竜の名前のバンドとして、陽水のみならず、T本家に対しても愛情と畏敬の念に溢れた正しいカバー曲だった。そんなトライセラトプスととてつもなく幅広く、深い河を隔てた向こう岸に存在しているのがT−BOLANであるのはいうまでもない。


そんなT-BOLAN側映画のノベライズが


下弦の月―ラスト・クォーター (コバルト文庫 (し2-15))

監督・脚色を担当した二階健は巻末鼎談で

僕が知己ぐらいの歳の頃に『さらば青春の光』を見て、それが衝撃的で

などとほざいておるが、こいつに「本当の思いいれ」があれば、156cmが出てくる映画のライブハウスの名前があれで、バンド名がそれだったりはしない。

四重人格

四重人格

オール・モッド・コンズ (紙ジャケット仕様)

オール・モッド・コンズ (紙ジャケット仕様)

第一パーティは主催するんじゃなくて乗っ取れよ!!である。ホントT-BOLANサイドの人の考えることはわからん。


たーだこの『下弦の月 ラスト・クォーター』での望月美月は、困ったことに日浦莎代里よりも、田村瑞穂よりも、千草貴子よりも、GOGO夕張よりもずっと美しい。栗山千明史上最麗のフィルムかもしれないのである。