ハルキと××物語

薬師丸ひろ子主演で映画化が予定されていた


を読んだ。意外や意外、この話ったら「みんな片思い」という早すぎる『ハチクロ*1みたいな話だった。そうえいば『ハチクロ』も、最終的にはぐが竹本でも森田でもなく修チャンを選ぶんだけど、ハルキ映画の『○○物語』の相手役(ヒロインの直截な恋愛対象であるかどうかは問わない)は


と、揃いも揃って「中年」である。


この当時の角川の最大のお得意様の中高生男子が、今現在そういう齢を迎えておることだけど。もしかしたら彼らは、今の今までずっとずっと、そんな白馬の王子様ならぬ、ハルキのヒロインの登場を夢見ながらヨレヨレになってたりすんだろうか。
んでもって、そのヨレヨレの彼らは、赤川次郎との対談で渡辺典子が言い放った

(『探偵物語』の探偵役は)松田優作さんより柄本明さんの方がぴったり

に、優作は無理だろうけど柄本ならなんとかなるかも!と、あれからずーっと心の支えにしてるんだろうか。


それはそうと、薬師丸ひろ子の実際の「恋物語」はどっかタブーというかさわっちゃいけんもん扱いだよな。

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*1:といってもホントはそんな話いっぱいあるだろうし、『ハチクロ』ってそれだけじゃないし