東京の男になりたかった?

博多と北九のちょうど真ん中なんていう、海に面した陸の孤島で生まれ育った僕にとって、「東京の男の子」になる最後のチャンスは高校卒業後だったんだろうけど、ガッツも学力も甚だ不足、欠落していたので、熊本の大学で「宝島」や「DOLL」なんかを読みながら、ああああと思いながら結局今に至るわけである。


なんてことを今更ながらに思ったのは

東京の男の子

東京の男の子

をよんだから、である。



それはそうと、まだ『痛々しいラヴ (Feelコミックス)』を手に入れてない理由は、いつだったか、新刊で魚喃キリコの本を買ったら、印税がどっかの男のグレッチやギブソンなんかのペグになってしまうやん。それってなんかわびしいやん。くやしいやん、なんてイビツなことを考えてしまったからなんだけど、この本を読んでその思いがつよくなった。