山田あゆみという「少女」
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: コミック
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んで、そんなファイルや絵葉書を眺めてたら、ふと「ひなちゃん」って「あゆ」だよなぁとぼんやり考えてしまって、寝室の『オフィシャルファンブック』を引っ張り出したら、ああやっぱり、と―小学生時代のあゆがまさにそう。
で、そーなると『ハチクロ』をもっかい読もうと思うわけで、だったらさいしょっからっとキューティコミック版を開いてびっくり。
口絵にあゆの姿がないのである。
これがどういうことかというと、フジテレビのドラマのHPに貼ってある画像が原田夏希じゃなくって村上淳が並んでたり、台湾版『蜂蜜幸運草』のHPでにしおかすみこチャン・チュンニンじゃなくってチャン・ハンが並んでたり、ソ映画『ミソクロ』で(以下略)だってことなんである。
んで、扉絵をどうなんだろうと確認すると、作者羽海野チカが『イラストレーションズ』で「フリッパーズギターの『海に行くつもりじゃなかった』ってとてもすごいタイトルだと思う」とコメントをよせているchap.15まで登場してない。つまり、宝島社「CUTiE Comic」時代には扉絵になってないのである。まさか掲載誌が集英社に移ったので福原ヒロ子『海へ出るつもりじゃなかった』*1にちなんであの絵を描いたということはないだろうが、個人的に「少女マンガ」らしさと思ってる「首の長さ」を体現してるあゆ*2の扱いが急に大きくなる(QC2巻ではいきなり表紙
に単独で!)のが移籍後ってのはどーしてなんだろうか、なんて考えてしまった。
まあ何のことはない。『CONTINUE SPECIAL 特集 ハチミツとクローバー』の吉田豪によるインタビューで、当初男の子三人の32頁くらいの話を考えて、そこから膨らませていったということを作者語ってるのを忘れてた。そういうこと、なんである。
それはそうと、この本『コンティ ハチクロ特集』を改めて読んでみて、担当編集者の小山繭子が『スラムダンク』のファンで、羽海野チカの同人誌を読んで依頼しようと決めたって書いてあるんだけど。ひとまずその「男の子三人」のうち二人は花形・藤間ってことなんだけど、森田さんは誰なんだ?という以前持ってた疑問がまたまたもたげてきたのだった。
ハチミツとクローバーOfficial fan book vol.0 (クイーンズコミックス)
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
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ハチミツとクローバーイラストレーションズ (愛蔵版コミックス)
- 作者: 羽海野チカ
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CONTINUE SPECIAL 特集 ハチミツとクローバー
- 出版社/メーカー: 太田出版
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