もひとつの修羅・雪姫
よしながふみ『大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)』を買った。それにしても5巻である。"まだ"5巻なのか"もう"5巻なのか。
よしながは浦沢直樹や井上雄彦みたいな『マン「画家」』志向はそんなに強くないだろう(コミケ『スラダン』最後の二人からの盟友羽海野チカ*1よりも希薄だと思う)からその意味での長ーい連載を必要としているとは思えんが、『よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり』で「少女マンガ」の良い点として語っていた「話の密度」っていう点ではこれ以上巻が進むの如何なもんだろうかとか、フェミニストよしながとしとは第1巻での
官僚化していた
武家社会では
男女の役割の交代は
比較的
容易であった
で幾分気が済んじゃったってことなんだろうかとか、ほんと余計なことばかり考えて、読まないまんま一週間ほどがたってしまった。そんな時に古本でみかけたのが
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・・・と「話の密度」がバリ薄のエントリーをアップしてみる。
*1:ただしウミノは漫画本編以外の場所でそれを発揮してるように思える